レビュー

邦ロック好きの大学生が選ぶ2017年3月発売のオススメCD7選

Sugar(@Sugarrrrrrrock)です。
1日1日を無駄にすることなく大事に過ごしてきたつもりではいますが、2月もあっという間に過ぎて行きましたね。まぁ日数少ないっていうのもありますけど。
というわけで早いもので今週には3月に突入するということで、毎月恒例のオススメCDの紹介をしたいと思います。
個人的には次の4月の方がCD大豊作なので、3月は計7組と少なめではありますが、その分内容の濃いCDが多いです。続きから是非チェックしていって下さい。
 

3/1発売

BOOM BOOM SATELLITES 「19972016」

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昨年惜しまれつつも活動を終了したBOOM BOOM SATELLITESのオールタイムベスト盤。
今主流になりつつあるエレクトロ、デジタルロックを早くから取り入れグローバルに精力的な活動をしてきた20年の長い歴史を永遠のものとして刻んだ作品です。
アルバムは2部構成となっていて、通常盤は既発作の「19972007」のリマスター盤と、2008年以降の「20082016」の2種類があり、
これらとライブDVDが1つになった「19972016」が初回盤としてリリースされます。
作品としてはこれが最後の最後になると思うので、ファンの方は是非初回盤を購入して頂きたいところです。

KANA-BOON「Fighter」

Fighter

Fighter

  • KANA-BOON
  • ロック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

前作からおよそ5ヶ月ぶりとなるKANA-BOONの11枚目のシングル。
気づけばもう10枚以上シングル出していたんですね。
表題曲はKANA-BOONとしては久々のアッパーチューン。
伸び悩んだ昨年から脱却する決意を歌った前作からさらに吹っ切れて再び攻めの姿勢でロックシーンのトップを突っ走るきっかけとなりそうな曲。
になれば良いんですけどね。。。状態が上がってきたところで良からぬニュースが舞い込んでしまいました。
リリースを間近にしてこのシングルのプロモーションもまともに出来ていない状況です。
曲は本当にカッコ良いので、曲は曲としてしっかり評価して欲しいです。

CDレビュー書きました!

3/8発売

雨のパレード 「Change your pops」

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ちょうど1年ぶりとなる雨のパレードの2ndフルアルバム。
タイトルからも分かるように、雨のパレードはポップスというジャンルを本気で変えようとしていることが伝わってきそうな作品になっていることでしょう。
先日ライブで観る機会がありました。デジタルな要素を取り入れ、繊細で洗練された音楽はまさに芸術そのもの。
新たな時代を先取りしているような、今までとは違う新たな音楽の楽しみ方を提示してくれるバンドです。

Ivy to Fraudulent Game 「継ぐ」

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Ivy to Fraudulent Gameの2ndミニアルバム。
今年に入ってからいきなり各所から名前を聞くようになったバンドです。
1つ前に紹介した雨のパレードと一緒でこちらも今までに聴いたことの無かったタイプの音楽。
演奏は静と動が共存してメリハリがあってカッコ良い。
ただ主として歌が軸となっている。曲の世界観を忠実に再現している感じがして、これもまた芸術的です。
一言で言うならクールビューティーって感じです。
なのにメンバー全員僕と同い年という(笑)まだめっちゃ若いじゃないですか。
音楽性は既に出来上がっていますが、これからの伸びしろに大きく期待したいバンドです。

3/15発売

KEYTALK 「PARADISE」

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いやー待っていました。前作から1年10ヶ月ぶりとなるKEYTALKのメジャー3rdフルアルバム。
この間にシングルを5枚リリースしたこともあり全17曲という大ボリューム。
昨年のシングルに続きこのアルバムでもメンバー4人共作曲を手がけたということで、とにかくバラエティーに富んだ作品になっていることでしょう。
MVが公開されたリード曲からぶっ飛んでますよね。
とにかく楽しいというのが根底にあるのはずっとブレないんだろうなと改めて感じました。
その上で新しい要素を取り入れ、テクニカルな部分も見せてきます。進化が止まらない。
新曲が地上波番組とのタイアップが決まったりと、このアルバムをきっかけにより幅広い層にKEYTALKの存在が知れわたるのではないでしょうか。
ツアーチケットも確保済みなので今からとても楽しみです。

CDレビュー書きました!

3/22発売

BIGMAMA 「Fabula Fibula」

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BIGMAMAの7枚目のフルアルバム。ミニアルバムや「Roclassick」などのコンセプトアルバムを含めたら11枚目になります。
毎回音楽性に変化を見せながらコンスタントに音源をリリースし、ライブシーンでも欠かせない存在としてい続けているのはすごいですよね。
僕の中で息の長いバンドと言われたら真っ先にBIGMAMAを挙げます。
先日の2月10日で現メンバーになって10周年というメモリアルイヤーということで、10月の日本武道館ワンマンも発表されましたね。
リリースツアーも含めて、武道館に弾みをつける作品となることでしょう。

3/29発売

複数アーティスト 「AKG TRIBUTE」

結成20周年のアニバーサリーイヤーを終えたばかりのASIAN KUNG-FU GENERATIONの初のトリビュートアルバムがリリースされます。
アジカンをリスペクトしてきたであろう若手バンドを中心に、過去の名曲が文字通りリライトされます。
個人的に特に気になっているのは
04 Limited Sazabysの「未来の破片」
夜の本気ダンスの「N.G.S」
そしてyonigeの「ソラニン」ですね。
他にもレーベルメイトでアジカンに大きく影響を受けているKANA-BOONやBLUE ENCOUNTも参加しています。
1人のロックファンとして、次の世代を担うバンドと共にこれからもアジカンが時代の中心でいてくれることを期待しています。

まとめ

というわけで、3月は好きなバンドのリリースラッシュ!という程ではありませんが、選りすぐりのバンドが内容の濃い作品を生み出してくれる1ヶ月になりそうです。
あとは3月は年度末で節目の時期になるので、何かと思い入れのある音楽に出会えたら良いなと思っています。
今回紹介した作品も含め、皆さんにも音楽を通じて色んな思いや感情が生まれたらとても嬉しいです。

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