SUGAROCK-FESTIVAL

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[CDレビュー] ストレイテナー 「STRAIGHTENER」

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どうも、邦ロックブロガーのSugar(@Sugarrrrrrrock)です。

この度久々にCDレビューです! が、これまでとはちょっと違っていて、

今回、初めて旧譜のレビューをしてみました。

 

理由は2つあります。

 

これまで一音楽メディアとして自分なりに情報発信をしてきたつもりでいますが、

新譜のリリースばっかり追っていると良くも悪くも流行に流されそうな気がしました。

 

なので特に熱を込めて語れる好きなアーティストを深く掘り下げることもやっていくべきだと思ったのが1つ目の理由。

 

2つ目は、旧譜を掘り下げていくにあたって、定額制音楽配信サービスを活用して頂きたいという理由です。

Spotify、AWA、Apple Music、LINE MUSICなどの類いのやつです。

 

ちゃんとパッケージされているCDを手に入れたいという気持ちは当然ありますが、

僕はどうしても優先順位がCD<ライブになってしまうし、新譜はおろか昔のCDを買うのは今の時代かなりハードルが高いのではないでしょうか。

 

それよりもこの先CDで買いたい、ライブで観たいアーティストを見つけるためにも定額配信サービスはかなり重宝します。

僕もちゃんと利用するようになってから半年ちょっとですが、この間で楽しめる音楽の幅が一気に広がりました。

 

 

というわけで 、かなり前置きが長くなりました(笑)

 

今回紹介するのはこちら

 

2011年にリリースされたストレイテナーのメジャー7枚目のフルアルバム「STRAIGHTENER」です。

 

先月は初めてツアーにも参戦して、僕が特にライブやフェスで観て欲しいバンドのうちの1組。

 

セルフタイトルを付けただけのことはある渾身の1枚。

来年で結成20周年を迎えるバンドを形作ってきたエッセンスが詰まった作品です。

 

 

 

感想とレビュー

バンド名を冠したアルバムの1曲目を飾るのが「A LONG WAY TO NOWHERE」

 

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アルバムの1曲目として最高のタイトル。

ロックの荒野を突き進むストレイテナーにぴったりですね。

 

1曲目らしくアルバムの始まりを告げるスローテンポながらも壮大なナンバー。

このアルバムは東日本大震災後の初の作品ということもあって詞が特に刺さります。

 

いつもと変わらない世界が 悲しみで埋まってしまわぬように

ページをめくって 息を吸って 新しい物語へ

心の言葉を信じて 踏み出せ

 

この曲に限らず今作の日本語詞は特に主観的な歌詞が多いです。

今なお東北ライブハウス大作戦の中心メンバーとして活躍しているボーカルのホリエさんの思いが詰まっています。

 

 

「A LONG WAY TO NOWHERE」からの流れを引き継いだ2曲目「プレアデス」も言葉の力の強さを感じる1曲。

当時のインタビューを遡ってみたところ、震災をとても意識して作られた曲とのこと。

 

イントロ、Aメロからサビに向けて高まる熱量の移り変わりがとても綺麗で、静と動、美しさと荒さの振れ幅が絶妙なバランスで響く曲です。

 

この2曲が個人的に早くもハイライトとなる部分で、この流れを汲んでふつふつと上がった熱量でアッパーに揺らすのが「VANDALISM -Prototype-」

 

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プロトタイプとは名ばかりで、原曲に打ち込みやエフェクトをかけて更にダンサブルに仕上がった1曲です。

 

 

ひなっちさんのスラップベースから始まり各パートのテクニカルな演奏が際立つ「KINGMAKER」

聴かせる歌でメッセージが強い曲だけどギターとベースの掛け合いが小気味よく響く「YOU and I」と続き、

 

このアルバムの中で僕が特に気に入っているのが6曲目の「LEAP IN THE DARK」

 

 

機械的なサウンドにエフェクトのかかった英語のボーカルがクセになる。

一貫したスピードで程よいノリ感のある小洒落た曲です。

ですがアルバムのレコ発ツアーでは披露されず、後の武道館ワンマンのファン投票でランクインしてライブで披露。結局それ以降はおそらく披露されてないと思われます。

僕としてはとても勿体無いと思いますが...

 

ここでアルバムは折り返し。

 

曲名に違わぬクールな印象で駆け抜けていく「氷の国の白夜」は今のテナーにも通じる程よい渋さに大人っぽさを感じる1曲。

 

続く8曲目「SILLY PARADE」はとにかくぶっ飛んでますね。

歌詞も遊び心があって、ホリエさんの歌い方がロックに溢れています。

シングルカットされてますし絶対盛り上がると思うんですけど全然ライブでやらないですね(笑)

 

9曲目「CRY」は今のテナーでやったらすごいクールに映えると思いますね。

いわゆる「横揺れ」したくなるグルーヴ感のある曲です。

 

続く「プロローグ」はバンド初期を思い起こさせる衝動感に溢れていて、

ライブで映えるアッパーなショートチューンです。

流行り廃りかもしれないけど今は4つ打ちとかよりゴリゴリして汗が飛んでくるような曲の方がガツンときますね(笑)

 

そしてアルバムのクライマックスを告げるのがこのアルバムの中では今でもライブで披露されることの多い「羊の群れは丘を登る」

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王道のギターロックにメッセージの強いアツい日本語詞が乗っかりとてもエモーショナルな1曲。

行き詰まってた現状を打ち破るための問いかけも答えも1曲に詰まっています。

 

大事なのは目で見たもの肌で感じたものを信じるということ。

ロックバンドとしての熱量がラストのシャウトに込もっていて毎回心を動かされます。

 

 

そしてアルバムの最後の曲が「VANISH -Prototype」

 

 

「羊の群れは丘を登る」でアルバムの集大成を十分見せてくれているので、ボーナストラック的な位置づけもしないでもないです。

 

3曲目の「VANDALISM -Prototype-」と同じく、この曲も原曲のゴリっとしたロックサウンドから打って変わり、

打ち込み多数の超ダンサブルなナンバーに仕上がっています。

 

 

ラスサビ前のアガり方なんて最近のEDM顔負けです。

このバージョンを是非ともライブで観たいと思っています。

 

どこまでも真っ直ぐで揺るがぬロックバンドの鏡

未来を照らしかつ過去も俯瞰しつつ、王道もあれば離れ技もあって通して全く飽きなく聴けるアルバムですね。

 

ストレイテナーはこのアルバム以降、ベストアルバムを挟んで2枚フルアルバムを出していますが、

ガラッと変わった部分もあれば、このアルバムで特に歌われている変わらない芯の部分も感じられます。

 

ロックバンドらしい力強さ、激しさと、

キャリアの長いバンドだからこその大人っぽい味のある部分がバランスよく散りばめられているアルバム。

セルフタイトルを名乗るにふさわしい作品だと思います。

 

この時から知ってたらなーっていう後悔もあるので(笑)、その分これから長く続いて欲しいので応援していきます。

来年の20周年イヤーもどんなことをやってくれるのか今から楽しみです。

 

 

最後に、冒頭でも話ましたが、この旧譜レビューは定額配信サービスで聴けるアルバムを中心にこれから紹介していく予定です。

有料会員になる場合はいずれのサービスも月に1000円ほど掛かりますが、

CDの価格と比べたらアルバム1枚だけで1000円以上も元取ってます(笑)

 

すでに何らかの会員になっている方はどんどんいろんなアーティストに手を出してみて下さい!

 

これから会員登録したいという方には僕は【LINE MUSIC】 をオススメします。

いずれの配信サービスも特段大きな違いはありませんが、

バンドも含めて邦楽アーティストは特に充実してます。

SpotifyやAWAは無料会員でも十分だと思っているので、有料会員になるならLINE MUSICを推します。

学生さんなら更に半額で利用できます!

 

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詳しくは後日記事にする予定です。

 

 

というわけで、これから定額配信を駆使して旧譜のレビューも定期的にやっていきます。

ストレイテナーは最終的に全アルバム書ければ良いですね。

今回の「STRAIGHTENER」と合わせて始めはベストアルバムも聴いて頂きたいです!