SUGAROCK-FESTIVAL

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[ライブレポート] 8/20 Sky Jamboree 2017 〜one pray in nagasaki〜

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どうも、邦ロックブロガーのSugar(@Sugarrrrrrrock)です。

 

先週と比べると再び夏の本格的な暑さが戻ってきた感じですね。僕はこの気温差とフェスの人混みで若干体調を崩してしまいました... みなさんも十分ご注意ください。

 

ということで、先日のWILD BUNCH FESTのライブレポートに続き、今回はその翌日8/20に参加した長崎のSky Jamboreeの模様をまとめました! 

ライブレポート 

前日は山口でワイルドバンチ、その日の夜に福岡に移動し、翌朝始発で長崎へ到着し、そこからシャトルバスで会場である稲佐山公園に辿り着きました。

 

ちなみにこの会場のある稲佐山は世界三大夜景の1つにも数えられている場所。

会場は山頂より低い位置にあったのでそこから街並みを望むことは出来ませんでしたが、周囲を自然が囲む抜群のロケーションでした。 

 

会場はステージに向かって傾斜を下がっていく構造で、みなさんその傾斜上にある芝生のエリアにシートを敷いて楽しむのが定番のスタイル。

平らな会場と違ってどこからでもステージが見えるのが大きな特徴です。

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傾斜を降りるとステージに近いスタンディングのライブゾーンが。

そこから後ろを見渡すとこんな感じ。 

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そしてステージはこの1つのみです。

各地にフェスのがある中でもこれはSky Jamboreeならではの大きな特徴だと思います。

この1つのステージ上で計10組のバンドがバトンをつないでいきました。

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ということで、それぞれのライブの模様へと移りましょう! 

ヤバイTシャツ屋さん

セットリスト

M1. Tank-top of the world

M2. ネコ飼いたい

M3. L・O・V・E タオル

M4. 喜志駅周辺なんもない

M5. 無線LANばり便利

M6. ヤバみ

M7. あつまれ!パーティーピーポー

 

今の時代、フェスの切り込み隊長といえばやはりヤバT。

長崎は今回がまだ2度目、フロアに問いかけたところCDを買ってない人の方が多いという結果になりましたが、

 

「無線LANばり便利」の歌詞の通りまさに県境を越えて長崎の街にしっかり届いていました。

朝一からこれでもかというくらい盛り上がっていたし、この1年で大型フェスでも屈指の浸透度と巻き込む力を身につけましたね。

 

次もまたどこかでフェスで観ることになりそうですが、その時にはお客さんのハードルはグンと上がっていることでしょう。

 

無線LANばり便利

無線LANばり便利

  • ヤバイTシャツ屋さん
  • ロック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

HEY-SMITH

セットリスト

M1. Endless Sorrow

M2. Dandadan

M3. Don't Worry My Friend

M4. 2nd Youth

M5. Like A Gentleman

M6. Radio

M7. Let It Punk

M8. The First Love Song

M9. Goodbye To Say Hello

M10. Come back my dog

 

個人的にはワイルドバンチに続いて連日のヘイスミでした。

 

「全国数あるフェスの中でも1番来たかったフェスはここSky Jamboreeです!」

と4年ぶりの出演を喜んだ猪狩さんは

「言葉なんていらない、音を通じた音楽語で話そうぜ!」

と30分弱の持ち時間で10曲を畳みかけました。

 

特に印象的だったのは今度はライブハウスでの再会を約束した「Goodbye To Say Hello」からの

「ラスト1曲!ラスト1分!」

という前置きで投下された「Come back my dog」

息切れするぐらいのスピード感と瞬間的な爆発力はこれまで観てきた中でも屈指です。

約束通り次はライブハウスでお目にかかりたいです。

 

Come back my dog

Come back my dog

  • HEY-SMITH
  • ロック
  • ¥150
  • provided courtesy of iTunes

 

Crossfaith

セットリスト

M1. System X

M2. Monolith

M3. Jagerbomb

M4. Wildfire

M5. Freedom

M6. Countdown To Hell 

 

灼熱の太陽が1番高く上がった時間にステージに君臨したのはCrossfaith!

「Sky Jamboree史上かつてみたことのない景色が見られる」という紹介はどうやら本当だったようです。

 

飛び跳ねる様子も曲の度に出来上がる巨大なサークルを駆け回る様子もヘドバンも、フロアから発するエネルギーの膨大さとズッシリとした重量感に圧倒されました。

側から見たら恐ろしくカオスな空間に見えるかもしれませんが、その渦の中にいる当人たちにとってはこの上ない自由な空間なんですよね。

 

ラストはまさに獄門がこじ開けられたかのように、2度のウォールオブデスを起こした「Countdown To Hell」でフィニッシュ。

重厚で濃厚な味付けのサウンドにこの日も病み付きになりました。

 

Countdown To Hell

Countdown To Hell

  • Crossfaith
  • ロック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

キュウソネコカミ

セットリスト

M1. ファントムヴァイブレーション

M2. ビビった

M3. NO MORE 劣化実写化

M4. 家

M5. 家

M6. DQNなりたい、40代で死にたい

M7. ハッピーポンコツ

M8. ウィーワーインディーズバンド!! 

 

意外にも九州のフェスには馴染みが無かったというキュウソネコカミ。

サウンドチェックから本気モード全開で攻めの姿勢を見せてくれました。

 

「Crossfaithのライブどんだけお客さん同士戦わせんねん!でもキュウソもこういうフェスだとやりたくなる」

というセイヤさんの言葉通りフロアもいつも以上に激しかったです。

2回連続披露が定番となりつつある「家」では左回りのサークル、「DQNなりたい、40代で死にたい」ではウォールオブデスを発生させていました。

 

最後は「ハッピーポンコツ」で終わるかと思いきや、「ウィーワーインディーズバンド!!」で最後の最後まで噛み付く姿勢を貫き通しました。

大御所の強者が揃った長崎の地にもしっかり爪痕は残っているはずです。

 

DQNなりたい、40代で死にたい(LIVE)

DQNなりたい、40代で死にたい(LIVE)

  • キュウソネコカミ
  • ロック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

ストレイテナー

セットリスト

M1. NO〜命の跡に咲いた花〜

M2. Melodic Storm

M3. DAY TO DAY

M4. シーグラス

M5. From Noon Till Dawn

M6. ROCKSTEADY 

 

登場するとまずホリエさんが

「東京はこの1週間ずっと雨で、長崎の天気ずっと心配してたんだけど、晴れて良かったね!」

という内容を長崎弁で話して地元のオーディエンスを盛り上げ、「8月の雨は続く」という歌い出しが印象的だった長崎の曲「NO〜命の跡に咲いた花」からライブがスタート。

 

このフェスでは欠かせない存在となっているストレイテナー、ステージ袖からも多くんバンドマンが真剣な眼差しでライブを見ていました。

 

「長崎から東京に出てバンドを組んで、来年でストレイテナーは結成20周年です。来年も必ず戻ってきます!」

と最後に披露された「ROCKSTEADY」ではこの20年を共に戦ってきた盟友細美さんが登場!

 

テナーがトリを務めた2年前のSky Jamboreeぶりの豪華コラボは間違いなくこの日のハイライト。

このバンドをこの地で観るべき理由が存分に詰まった、大切な経験になりました。

 

ROCKSTEADY

ROCKSTEADY

  • ストレイテナー
  • ロック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

この次のくるりの時間はお昼休憩タイムでした。

丘の上まで届いたくるりのロックンロールはゆったりした空気感で、ビールと長崎のグルメをより美味しく頂くことが出来ました(笑)

 

MONOEYES

セットリスト

M1. When I Was A King

M2. Borders & Walls

M3. My Instant Song

M4. Free Throw

M5. Get Up

M6. Run Run

M7. Two Little Fishes

M8. グラニート 

 

ELLEGARDEN時代からこのフェスに欠かせない存在となっている細美さんがMONOEYESとして初登場。

 

「媚びへつらってるわけでもなく、このフェスは俺が大好きなフェスの1つ。ステージにモニターが無いから、テレビとかYouTubeじゃ満足出来ないからこういう場所があるのにそこでもモニター越しで見てたら意味ねえだろ。そんなん無くたって俺はステージの真ん中いるから!テレビカメラも無いし、ここに来てるやつだけの特別な空間で良いんだよ!」

とMCで語った言葉にこのフェスが多くのバンドマンに求められている理由が全て詰まっているように感じました。

 

後は「好きにやっちまおうぜ!」と合図だけでフロアもステージも同じように楽しむだけ。

MONOEYESは本来あるべきライブの在り方を示して実践してくれるバンドです。

 

Get Up

Get Up

  • MONOEYES
  • ロック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

10-FEET

セットリスト

M1. VIBES BY VIBES

EN1. goes on

EEN1. ヒトリセカイ

EEEN1. その向こうへ

EEEEN1. 太陽4号

EEEEN2. RIVER

 

全アーティスト中最多の14度目の出演となった10-FEET!

前方のライブエリアはこの日で1番の埋まり具合、とにかく熱くて激しい空間になったのは言うまでもありませんが、

それ以上にオーディエンスに寄り添ってくれるの10-FEETの優しい面をとても感じました。

 

「今日ぐらいは普段上手くいってないやつとか色んなこと我慢して生きてるやつが前に転がって来てくれたらええなぁ」

というTAKUMAさんの一言から始まった「その向こうへ」と

 

「根暗で人見知りなやつはよく喋るやつより頭の中の文字数は多くて沢山考えてる。俺の友達もそんなやつばっかりだからよくわかる。そんな根暗な歌です。」

と語って披露された新曲「太陽4号」は特に響きました。

 

ただ、この言葉と歌に本当に心から救われている人は普段もっと辛いんだろうなと思うと僕はまだまだだです。

自分をもっと追い込んで、ボロボロになるぐらいまでになった時に、またライブのステージで会いたいと思いました。

 

太陽4号

太陽4号

  • 10-FEET
  • ロック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

[Alexandros]

セットリスト

M1. Burger Queen

M2. ワタリドリ

M3. Girl A

M4. Kaiju

M5. Kick&Spin

M6. Adventure

M7. 新曲

 

前の10-FEET、MONOEYESといった先輩大物バンドを差し置いてトリ前に登場した[Alexandros]

 

前日に参加したワイルドバンチと変わらないセットリストでしたが、日も違って会場も違えば聴こえ方はかなり変わってくるわけです。

野外でモニターも無くてステージ自体もそこまで大きくない場所でのパフォーマンスというだけで特別感もあるし、

セットリストは陽が傾いて西日が差す稲佐山というロケーションに最高にハマっていました。

 

特にミドルテンポの心地よさに盛大なシンガロングが巻き起こった「Adventure」は会場の空気感が最大限に活きていて素晴らしかったです。

 

ただ次の出演は更に遅い時間帯に、それが叶う時にはまた長崎まで足を運びたいと思います。

 

Adventure

Adventure

  • [Alexandros]
  • ロック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

サカナクション

セットリスト

M1. 新宝島

M2. アルクアラウンド

M3. 三日月サンセット

M4. SORATO

M5. ミュージック

M6. アイデンティティ

M7. 多分、風。

M8. 目が明く藍色 

 

1つのステージで9組のバンドがバトンをつなぎ、最終ランナーに選ばれたのはサカナクション!

ライブが始まった19時半になってもまだ陽が落ちきっていませんでしたが、徐々にサカナクションらしいロケーションへと稲佐山も姿を変えていきました。

 

思えば1組目のヤバTからエンジン全開だったオーディエンスでしたが、疲れた様子もなく極上のダンス空間を楽しんでいました。

と言うよりも生のサカナクションの音を浴びたら踊らざるを得ないです。いつ聴いても新鮮に特別に感じるサウンドは誰にも真似出来ません。

 

そしてライブの終盤、丘の上に場所を移して上から見下ろしたステージは、巨大なスタジアムライブをスタンドから観ているようでこの上ない絶景でした。

 

目が明く藍色

目が明く藍色

  • サカナクション
  • ロック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

感想

いかがだったでしょうか。他のフェスには無いこのフェスの特別感が少しでも伝わっていたらありがたいです。

 

お客さんのみならず、多くのバンドマンが「長崎のSky Jamboreeは本当に良いフェス」と特別視していたフェスに実際足を運ぶことが出来て、まさにその通りの貴重な体験を味わうことが出来ました。

 

毎年1日で10組という枠もバンドマンが憧れる理由の1つだと思います。すでに馴染みのある常連組はもちろん、これから大きくなっていく若手バンドも来年以降この10枠に入っていってもらいたいです。

 

そしてSky Jamboreeは来年でなんと20回目の開催になります。実はROCK IN JAPANよりも歴史の長いフェスなんです。

これだけ長い間お客さんからもアーティストからも愛されているフェス、今年の1回きりでは絶対に終わらせたくありません。また必ず長崎に戻ってきます!