SUGAROCK-FESTIVAL

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FOMARE 「If I stay」感想。過去にすがり悔いる夜を明かす

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群馬の3ピースバンドFOMAREの「If I stay」を手に入れました。

 

全国盤としては2枚目、まだまだ駆け出しのロックバンドだとは思いますが、1曲1曲が僕の感情を掴んでえぐって突き動かして放さない。

 

 

前作はこんな風に他のバンドと比較しないと言葉に出来なかったけど、今回は紛れもなくFOMAREの音楽だけで感じたこと、客観性ガン無視で書き殴ってみました。

 

感想

M1. 君と夜明け

youtu.be

 

君を追いかけた 夜が明ける

 

歌から入った少し後にドンと合わさった3ピースに一気に掴まれた。

 

慣れない言葉ばっかり使って遠回しにする自分が重なる。

 

同じことを繰り返す日々に誓った言葉を今も繰り返している。

 

道は長く伸びているはずだから、まだまだ追いかける側でいたいよな。

 

M2. 風

 

http://www.indiesmusic.com/music_sample/music_t.asp?id=fmr-005-02

 

今は経験していることをひたすら欲しがっていたあの日、

 

やりたいことをやりたいと叫んだあの日、

 

あの日の感覚を頼りに今待ち受ける向かい風に立ち向かう。

 

風を切る音がより強くなる最後のサビは一瞬も目が離せない。

 

向かい風が追い風に変わる時を待つ。それまでどう進めばいい?

 

 

この冒頭の2曲はしばらく自分自身のテーマソングになっていく気がする。

 

M3. Lani

youtu.be

好きなことだから続く。ロックバンドが鳴り止まない1番の理由。

そして今もロックバンドに突き動かされる1番の理由。

 

一方でこの曲では歌とともに幸せが消えていくのだろうかと歌っている。

 

ロックバンドは悲劇を背負う存在でもある。

 

ゆえにいつまでも追い続ける。信じた先に何かが誰かがいると思える生々しい日々をロックバンドに託している。

 

M4. かわらないもの

 

www.indiesmusic.com

 

心の奥の記憶を辿って気づく、今では永遠のものとなってしまった出来事。

変わらないものに微笑んでいるのは痛々しい。

 

思い出し笑いで終わってしまうような一瞬をもっと噛み締めておけば。

 

変わらないものは戻らないもの。後先考えずに楽しんでいた輝かしい日々の記憶はだんだんと消えていく。

 

とあるバンドのとある曲に「変わり続ける君を変わらず見ていたい」という大好きな歌詞がある。

 

今は変わり続ける君を変わりながら見ている。

 

目まぐるしく過ぎていく時間の速さ、そこに見える現実だけがいつまでも変わらないもの。

 

M5. 春風

春風は出会いと別れ、その両面の象徴。


僕を空に、雨を涙に例えるなんて他の人もきっとやっているはずなのに、このサビがグッとくる。

 

後悔を無駄だと吐き捨て、やり直したいと嘆いた時間を燃やして灰にしてしまおうと歌う。

 

こんなに重苦しい春風を僕は知らなかった。

 

時系列がどうとか知らないけどミニアルバムながらストーリー性も感じる。

追いかけていた日々が振り返る日々になっている。

 

M6. HOME

この曲に、このアルバムに、これまでの出来事から感じた喜怒哀楽に、胸に響いた言葉の数々に感謝して、出来る限り連れ出してこれからを過ごしたい。

 

心の中でまだ生きていたら良いな。

辛いことから目を背けるための場所ではなく、大きくなって胸を張って帰って来る場所にしたい。

 

あなたが僕にくれた言葉達を歌うよ

 

ロックバンドはいつまでもそういう存在であって欲しい。