SUGAROCK-FESTIVAL

邦楽ロックをとことん楽しむためのきっかけに。フェスのようなブログを目指してます!

My Hair is Badの魅力は女々しい恋愛の歌だけじゃない

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どうも、邦ロックブロガーのSugar(@Sugarrrrrrrock)です。

今週末はいよいよヨンフェスということで、出演バンドを予習復習しています。

その中でどうしても記事にしたいと思っていたバンドがいました。それがこちら。

 

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もうみなさんご存知の方が多いと思います。

新潟出身3ピースバンド、マイヘアことMy Hair is Badです!

 

実はこのブログで初めてCDレビューを書いたのが彼らの「woman's」というアルバムだったのですが、

 

[CDレビュー] My Hair is Bad 「woman's」 - Sugarock 〜音楽好きになりたくて〜

 

今になって

「全然書きたいこと書いてないし、何ならまともに曲紹介もしてねぇ!」

ということで今回もう1回記事にして紹介しようと思った次第です。

 

昨年からそうでしたが、僕の周りでもマイヘア旋風はとんでもないことになっておりまして、僕も含めて皆マイヘアの曲にやられてるわけですよ。

 

マイヘアの魅力って何でしょう?

「椎木さんがイケメン!」というのは置いといて、、、

 

やっぱり恋愛の曲じゃないですかねー。

「何というかあの未練がましいというか、女々しい感じが胸の奥をギューっと掴まれるんですよー。」

 

まぁそれはごもっともな感想です。しかし、女々しいのが良いか悪いかは別として、

僕はMy Hair is Badの曲から女々しさなんて感じたことがありません。

 

僕が思うMy Hair is Badというバンドの魅力は

とにかく「生」に溢れているということ。

 

ライブをさせればどのバンドよりも「生き生き」してるし、

歌は女々しいというか、それも含めてとても「生々しい」ですよね。

 

想いの丈をそのまま曝け出している姿勢が僕を惹きつけるんです。

 

My Hair is Badの魅力は「生々しさ」

僕は恋愛の曲はとても好きです。

そしてやっぱりロックバンドのラブソングは特に好き。

でも別に歌われている内容が共感出来るからでも、切なくて泣けるからでもありません。

 

おそらく、人間って特定の誰かを想う時に一番感情的になるから、恋愛の曲って個人的に一番エモーショナルに響いてきます。

言葉に感情を思いっきり乗せて歌っているから恋愛の曲が好き。歌詞うんぬんはぶっちゃけ気にならないんです。これが1つ目の理由。

 

それともう1つ、恋愛の曲って失恋の曲であれば歌ってる内容は「過去」のことじゃないですか。

終わってしまったことを歌うことが「今」を浮き彫りにする。この感覚が好きです。

  

そんでもってこの2つを特に「生々しく」歌っているのが

My Hair is Badのボーカル椎木知仁さんということです。

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これまで観たライブで椎木さんから感じたのは過去に対して未練を抱いているようなイメージではなく、

言葉に感情を込めに込めて歌うことで「今を精一杯生きる」という姿勢。

1人の男として、今生きてることを実感しながらバンドをやっているのが伝わってきます。

 

だからぶっちゃけた話、僕は別に恋愛の曲を求めているわけではないんですよね(笑)

過去にすがりたい気持ちもありながら、今を本気で生きている姿を観たいです。

ただそれが伝わってくるのが恋愛の曲であれば、それはそれで僕は好きになるってだけです。わかりづらいですね(笑)

 

メジャーデビューして感じたバンドのこれから

今を必死に生きる姿勢が見える「生々しさ」こそMy Hair is Badの魅力であり、恋愛ソングは二の次だと僕が感じたのは、

昨年の春にメジャーデビューしてからのバンドの姿勢にも通じる部分があります。

 

それは恋愛の曲じゃない曲がこれから表に立つように思えたからです。

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メジャーデビュー作「時代をあつめて」のリード曲「戦争を知らない大人たち」はそれまでとは明らかに違った曲ですよね。

矢継ぎ早に、思いのままに言葉を投げかけるこの曲からは、今悩みもがいている若者の心境を表現しているように感じました。

 

サビで繰り返される「Good night」は期待と不安を混じらせながら明日を迎えることを表していて、

最後の「眠れば何も怖くない〜」という歌詞からは、現実から目を背けたくなる弱い部分が感じられます。

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秋にリリースされたアルバム「woman's」のリード曲「告白」も同じ。

この曲で歌われているのはまさに今を生きるということ。

 

未来の先行きが不安だから過去にすがりたくなる。

けどその気持ちも振り切って今を精一杯生き抜く。「きっと心配はない」と。

 

「戦争を知らない大人たち」だって「告白」だって、歌に言葉にありったけの感情が込められている。

そして悩める若者を奮い立たせ、考えさせて突き動かす曲です。

内向きになりがちな恋愛の曲と違って、これらの曲は外に開けた強いメッセージを持ち合わせています。

 

メジャーデビューし、バンドが大きくなっている中で求められるものも変わってくると思います。

こういう曲をリードにしたことは、今を必死に生きている「リアル」な部分を見せることで、

リスナーの心を動かしたい、一緒に大きなステージに連れていきたいというバンドの決意の表れなのではないでしょうか。

 

まぁメジャーに出て改めて決意表明したということで、今に始まったことではないと思いますけどね。 

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インディーズ時代の「narimi」の時だって「アフターアワー」をリードにしているし、

ライブを観に行けば、ライブでしか聴けない「フロムナウオン」という曲を、毎回その時の感情のままに即興で歌ってきています。

 

恋愛の曲も含め、その時にしか作れない曲を感情剥き出しで作って、

ライブではその時にしか話せないことを感情剥き出しに話す。

 

やはり、この「生々しさ」こそがMy Hair is Badにしか出来ない、これまでもこれからも続いていく1番の魅力です。

 

現在進行系でカッコ良いバンドを目指し続けてます

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つまりは等身大の姿を見せ続けるカッコ良いライブバンドってことです。

恋愛の曲が多いから女々しい奴らなのかと思われちゃあ困ります(笑)

 

椎木さんは一人称で現実を変えたいを叫び続け、いつまでも満たされない理想を追い続けているパンクな男です。

 

メジャーデビューしたって同じように全国各地で生の音を鳴らし、生きてる様を晒し続けることで成長していくのではないでしょうか。

 

今後ステージが大きくなるにつれて、人間的にも成長していく過程も追っていきたいですし、

これまで通り「今」にかける姿勢も見せて欲しいですね。

その姿勢こそが椎木さんがずっと追い求めている「カッコイイ男」の姿だと思います。

 

そして彼らがブレイクしたことで、今は同じように愚直にバンドマンとして活動してきたバンドが数多く評価されています。

今しか歌えない歌を熱量と感情をMAXにして演奏しているバンドがまだまだ沢山います。

 

My Hair is Badにはそういったバンドの先陣を切ってロックシーンを駆け抜けてもらいたい。

まずはヨンフェスでのライブをとても楽しみにしています。