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SUGAROCK-FESTIVAL

邦楽ロックを中心に様々な情報、感想、意見を発信中。皆さんの役に立ち感情を揺さぶる文章を目指します。

[CDレビュー] Nothing's Carved In Stone 「Existence」

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どうも、ELLEGARDENとストレイテナーが大好きなSugar(@Sugarrrrrrrock)です。

今回は2週間ぶりのCDレビューしていきたいと思います。

 

今回僕が手に入れたのは、12/14にリリースされたNothing's Carved In Stone8枚目のアルバム「Existence」です!

 

8年前のELLEGARDENの活動休止がきっかけで同バンドのギター生方さんとストレイテナーのベースひなっちこと日向さんを中心に結成。

以降安定したペースで素晴らしいアルバムをリリースしライブ活動も精力的に行っています。

上にあげたようなスタープレイヤー達が揃っていることもあり、日本のロックシーンにおける「最強のライブバンド」とも称されるNCIS。

今回のアルバムも文句無しの名盤です。

 

もはや僕が書くのも恐れ多いくらいですが早速アルバムの中身を探っていきましょう。

 感想とレビュー

アルバムタイトル「Existence」は「存在」という意味。

 

拓さんの歌から始まる1曲目「Overflowing」はまさに僕たちの「存在の価値」について歌っている曲です。

 

見てきた景色、関わってきた人々、そしてそこから生まれた過去の悲しさ、悔しさが無くなってしまう前にそれらを糧に前へ進むことで自身の存在を証明していく。

 

こんなメッセージが全面に溢れています。

 

そしてその歌を引き立てる繊細かつ重厚なバンドサウンドは今作も流石の一言に尽きます。

 

続く2曲目がリリースに先立ってMVが制作された「Like a Shooting Star」

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「俺はブラックホールの中を歩いている」

 

と、秀逸過ぎるAメロから始まるこの曲もとにかくクールでカッコ良いです。

流れ星のように一瞬で過ぎていく今の連続を生きている僕たちに

儚さと力強さを与えてくれる1曲です。

 

3曲目「Our Morn」もセンチメンタルな感情を前向きに捉えて背中を押してくれる曲。

サビの「ただ燃やして枯れたらまた何を始めようかな」というフレーズを始め、

この曲の歌詞にはかなりグッときましたね。

 

すでにここまでの3曲で大満足お腹いっぱい状態なんですが、

4曲目「In Future」で雰囲気をガラッと変えてきます。

 

youtu.be

先行シングルとして既に発表されていたこの曲は同期音をふんだんに盛り込み拓さんがハンドマイクで歌うスタイルが注目されました。

 

結果としてこの曲で挑戦した取り組みがアルバム全体をとても良いものにしています。

作品に対する思いや理想を実現するためには4人の音だけにこだわらないという点はNCISにとっての大きな一歩になったはずです。

 

この「In Future」だけでなく、先述した3曲も含めて同期音が随所に盛り込まれているのが「Existence」の特徴の1つです。

 

 

拓さんがハンドマイクから今度はアコギに持ち替えた5曲目は「華やぐ街に向かう君」

なんと素晴らしい曲名でしょう(笑)

 

「消えない」過去と「見えない」未来を歌うミドルテンポのナンバーです。

 

 

ここで折り返してアルバムの後半はやや玄人好みかもしれませんがNCIS節が炸裂する曲が続きます。

6曲目「Good-bye」はウブさんのギターとコーラスが本領発揮しまくってます。

 

ダークな雰囲気にテクニカルなサウンドで魅せる7曲目「Prisoner Music」はオニイこと大喜多さんのドラムがとても小気味良いです。

 

8曲目「Honor is Gone」ではひなっちのベースが唸りを上げ、間奏のウブさんのギターソロもキレッキレです。

 

9曲目「Sing」は曲名の通り歌に注目して聴いて欲しい1曲。

バンドとしてのキャリアやそこに介在してきた経験に裏付けられた懐の深さが感じられます。

 

そしてこの濃厚すぎるアルバム締めくくるのが先月シングルとしてリリースされた「Adventures」です。

youtu.be

もう言葉で説明する方が伝わらないと思います。

珠玉のバラードとはまさにこのことを言うんですね。。。

 

極論言うとこの曲のためだけにアルバム買っても絶対損しないです。ホントに。

 

聴いてわかるようにこの曲ではヒイズミマサユ機さんをゲストピアノとして迎え、ここでも4人の音だけにこだわらないNCISの新たな一面が見られました。

ピアノにしろシンセにしろ新たな要素を組み込んでも違和感ないですし、NCISの曲としての存在感をさらに高める結果になったと思います。

 

今、自分の存在を再確認する1枚 

 

この10曲を聴き終えて、僕は自分の中の感傷的な部分を揺さぶられて、心にぽっかりと大きな穴が開いたような気持ちになり、ただこの先の一歩を踏み出すには十分すぎるエネルギーを受け取りました。

 

まさに今の自分自身の「存在」を改めて確認することが出来るアルバムです。

辛かった過去も先の見えない未来に対してもしっかり向き合うきっかけになると思います。

 

まだ少し早いかもしれませんが、特に卒業や就職・転職を控えて今までと環境が変わるような方にオススメしたいですね。

 

そしてこのアルバムを購入すると来年からスタートするリリースツアーの後半戦のチケット先行抽選の受付が出来ます。

特に東名阪のライブは3月に開催されるので皆さんの環境が変わる前に是非足を運んでみてはいかがでしょうか。

 

 

もちろん上に書いた境遇の方じゃなくても自信を持ってオススメできるアルバムです!

おそらくレンタルやiTunesの配信には時間がかかると思うので是非CDを手に取って聴いてみてくださいね!

 

 

Nothing's Carved In Stone 「Existence」

1. Overflowing

2. Like a Shooting Star

3. Our Morn

4. In Future

5. 華やぐ街に向かう君

6. Good-bye

7. Prisoner Music

8. Honor is Gone

9. Sing

10. Adventures

 

個人的オススメ曲: 1 2 3 5 10