SUGAROCK-FESTIVAL

邦楽ロックをとことん楽しむためのきっかけに。フェスのようなブログを目指してます!

[CDレビュー] [Alexandros] 「EXIST!」

f:id:ysugarrrrrrr:20161111213140j:plain

どうも、改名の半年くらい前からファンになったSugar(@Sugarrrrrrrock)です。

 

今回僕が紹介したいのはこちら!

 

 

今や全国的にその名を知らしてめている[Alexandros]のニューアルバム「EXIST!」です!

 

通算で6枚目、メジャーで2枚目のフルアルバム

「ブレイクした」というと、かなり前からロックファンにとっては人気バンドとして定着してると思いますが、

一般的に多くの人々に知られるようになったのはやはりメジャー1作目の「ワタリドリ」

および前作アルバム「ALXD」ではないでしょうか。

 

個人的な思い込みも入りますが、[Alexandros]に対して

 

おしゃれで洗練された~

タイアップが多いから売れ線~

ボーカルのハイトーンボイスが~

 

みたいなイメージ持っている方は見事に期待を裏切ってくれる(もちろん良い意味で)アルバムです。

 

「ALXD」は一貫してとにかく聴きやすい

遊び心はあってもスタイリッシュにまとめた曲が多かったです。

 

それに比べて「EXIST!」は

 

・曲調もバラバラで1曲1曲の個性が強すぎる

・アルバムという単位で見たらまるでまとまりがない

・やりたいことをとりあえずやってみて1箇所にぶち込んでみました。

 

みたいな感じですかね(笑)

 

すごいマイナスなことを言ってるみたいですけど、1回通して聴けば

・まぁこんなとっ散らかったアルバムにしたのも戦略なんだろう

・[Alexandros]ならどんな曲でも許される

・やっぱこいつらクレイジーだ(褒め言葉)

 

と思うこと間違い無しです。

 

感想とレビュー

youtu.be

 

こちらがアルバムの1曲目でありリード曲「ムーンソング」

 まとまりがないとかとっ散らかったとか言ってましたが

土下座して謝りたいくらい洗練されたキレイなサウンド

「ワタリドリ」に通じる王道チューンです。

「世間一般に思われている[Alexandros]のイメージを反映した現時点での最高傑作」というところでしょうか。

 

あとこの曲、曲名からも「Starrrrrrr」を連想せざるを得ません。

イントロの洋平さんのギターはまんま同じ入りですし、サビの2段構え感もすごい似ています。

「Starrrrrrr」は流星群が降り注ぐかのごとく攻めのイメージが強いのに対して

「ムーンソング」は闇を優しく包み込む月の光のような、温かみがあって浮遊感があります。

ただこの「ムーンソング」はあくまで表向きであるということ。

 

youtu.be

2曲目の「Kaiju」はもはやヒップホップに近い。

ギターロックとは程遠い重たーいサウンドにラップ調の歌が合わさるまさに新機軸の曲です。

4曲目「Claw」はバッキバキのギターが曲名通り爪跡を残したいインディーズバンドのごとくかき鳴らされています。

 

このようなアングラ感のある曲がある一方で、

 

youtu.be

「Feel Like 」「Aoyama」は打って変わって小洒落たポップソング

「Feel Like」はメッセージ性があるというよりは

ボーカルもある意味1つの楽器として捉えられるぐらい、歌が演奏に乗ってる感じがします。

「Aoyama」は終盤の英詞パートが結構辛辣なこと言っててそのギャップが良いです(笑)

 

続く「Nawe, Nawe」はちゃんとした劇場で流れるべき曲

 映画「ターザン :REBORN」の主題歌になるだけのことはあります。

この曲の最初の洋平さんの低声はマジで惚れます()

 

「Buzz Off!」は前作に収録されたインストバージョン「Buzz Off(Interlude)」の完全版です。

もともと前作でリードトラックになる予定の曲だったこともあって完成度はとても高いです。

 

そして個性の強い今作の中でも

個人的に1番ぶっ飛んでると思った「クソッタレな貴様らへ」

 

なんてったって曲名がぶっ飛んでますけど、文章に表しきれないくらいむちゃくちゃ(だから最高)なので、この曲だけでもまずCDショップの視聴機で聴いて欲しいです。

聴けばわかります(笑)

 

ちなみに歌詞の中に「For Freedom」「ワタリドリ」「city」といった歴代の人気曲の名前が出てきたりします。

 

後に続く「Swan」「君が泣いた分取り戻そう」がザ・王道で逆に浮いてしまうくらいのクソッタレぶりです(笑)

 

「君が~」はドロスに歌わせるのがもったいないくらいどストレートなラブソングです。

 

youtu.be

そして最後、まだまだ進化を止めないことを宣言する「NEW WALL」でアルバムは締めくくられます。

 

まずは日本代表ロックバンドに

とっ散らかったとかまとまってないとか言った上でアルバムのことを書いてきましたが、

結局のところ皆さん自身で聴いてその時に感じたことの方がよっぽど重要なのでまずは聴いて欲しいということに尽きます。

 

そうは言っても曲の振れ幅がすごいんですよ。

特にアルバムに新規収録された曲、

今の[Alexandros]ならきっと何やっても[Alexandros]の音楽として認識されるだろうし

メンバーもそれくらいの自身を持って自由にやりたい音楽やれてるんだろうと思います。

 

そしてこのアルバムの曲を早くライブで観たい!

リリースツアーは今月末からスタートします。

ツアー初日は横浜アリーナ、ファイナルは幕張メッセ2Daysです。

(アルバム購入者には幕張公演を含めたツアー後半戦のチケット先行受付があります。)

 

このツアーが終わる頃にはいよいよ日本を代表するロックバンドとしての地位を確立できるのではないでしょうか。

「EXIST!」にはそれだけの力があると僕は思います。

 

しかしグラストンベリーフェスティバルのヘッドライナー、つまり世界一のバンドとなることを目標としている彼らにとってはまだスタートラインに立ててるかどうかというところです。

 

まだまだ伸びしろたっぷり無ければ困ります。

このアルバムとツアーを経て、その伸びしろ=新たな壁に向かって突き進んで、そしてその壁をぶち壊してくれることを期待しています。

 

 

[Alexandros] 「EXIST!」

1. ムーンソング

2. Kaiju

3. Girl A

4. Claw

5. O2

6. Feel like

7. Aoyama

8. Nawe, Nawe

9. Buzz Off!

10. クソッタレな貴様らへ

11. Swan

12. I want u to love me

13. 今まで君が泣いた分取り戻そう

14. NEW WALL

 

個人的オススメ曲: 1 4 8 9 10 11 14

 

 

合わせてチェック!