ライブレポート

[ライブレポート] 11/6 METROCK ZERO@EX THEATER ROPPONGI

どうも、パリピとは無縁の生活をしているSugar(@Sugarrrrrrrock)です。
昨日のジャパネクに続いて今回は11/6のMETROCK ZEROのライブレポートです。
この日の会場はEX THEATER ROPPONGIでした。
パリピじゃないんで六本木なんてここでライブある時くらいしか来ませんね(笑)
前回は2年前にKEYTALKのワンマン観に行った時まで遡りますね。
 
というわけで久しぶりにEXシアターに行ったんですけど、まぁ観やすいし音も良いしめちゃくちゃ良かったですね。
改めてこの日の出演者をおさらいすると
ヤバイTシャツ屋さん
sumika
04 Limited Sazabys
の3組!
早速レポートしていきます!

ライブレポート

ヤバイTシャツ屋さん

この日のトップバッターは先日メジャーデビューしたばかりのヤバT!

ライブを観るのはもちろん初めてですが、CDレビューもしたぐらいなんでかなり期待してました。

メンバー3人は登場するや否やフリップに書かれた彼らの地元の地図と関西の大学について説明し出しました。

これは彼らのライブではお馴染みのくだりなんですけど、「これを覚えておけばヤバTのライブをさらに楽しめる」とのことです。

・・・

この説明を真面目に説明してるのがバカバカしいです(笑)

すると一旦メンバーがステージから捌けて再度SEと共に登場(笑)

1曲目「Tank-top of the world」からフロアは大盛り上がり。

僕がいた近くでは大きなサークルが出来てサビではクラウドサーフも起きました。

ライザップとタンクトップのことしか歌ってないんすけどね()

続いてメジャーデビューアルバムには収録されなかった「メロコアバンドのアルバムの3曲目ぐらいによく収録されている感じの曲」2曲目に投下!

EXシアター全体がジャンプとヘドバンで一体になりました。

「間奏パートではフロア全員を一回しゃがませて一斉にジャンプする」

っていうこれまたメロコアバンドがよくやるパフォーマンスをかましてました。

MCではメンバーが3人それぞれ即興でユーチューバーみたいなことをやり出す。

ベースのありぼぼちゃんは本物のキットカット持ってきててその場で開けて「何が入ってるか見てみましょう」とか言い出す始末。

六本木は最先端の街やからまだ知られてない最先端のモノの話をすることになったもりもとくんはセグウェイの話を面白おかしくしようとした結果スベり倒す始末。

その何とも言えない雰囲気でこやまさん(こやまさんだけ年上)がボソッと

「次の曲いきまーす」って言うと

「それ学生のコピバンの曲フリやん!メジャーのバンドはもっとカッコ良い曲フリやらな!」と他の2人からツッコまれる始末。

そのあと改めて「EXシアターいけるかーーー!」って叫んでメジャーっぽいってなったものの僕ら側からしたらあるある過ぎるだろっていう何とも言えない感じになる始末。

 ・・・

もはやMCの方がメインなんじゃないかってくらいMCが悪目立ちしてましたが、やはり彼らは曲のレベルの高さが評価されてメジャーデビューしたわけですから。

新曲「L・O・V・E タオル」では「繊維繊維繊維」の大合唱でタオルが回りまくってたし、

「喜志駅周辺なんもない」ではいつも通り会場の設備や関係者に媚び売りまくった後の「サンプラ行ったら~」のコールアンドレスポンスがビシッと決まる浸透っぷり。

先日書いた記事で僕が絶賛した「無線LANばり便利」ではサビで左回りが起きて大盛り上がり。

今度は「LAN」と「RUN」が掛かってました(笑)

「虹のゲートに行こうぜー!」と言って演奏されたのは、おかあさんといっしょのエンディングテーマ曲「スプラッピ・スプラッパ」

僕がテレビで観てた時はまさにこの曲でちびっ子たちがサークルモッシュしてた時だったのでとてもノスタルジーを感じながら「まわってまわって~」しました。

そしてラストの曲に入る前に雰囲気だけアツイことを言ったのち

「新しい曲作ってきました!夢は必ず叶う!」

「まってまってそんな曲ないやん」

「これで最後の曲です!swim!あっ、あつまれ!パーティーピーポー!」

、、、と、こんな感じの流れで六本木をパリピ天国にして3人はステージを後にしていきました。

生配信で観ていた方ならわかると思うんですけど、とにかく濃すぎるライブでした。

次観るときのハードルがぐんと上がりました(笑)

にしてもこんなにふざけた(超褒め言葉)ライブを観たのは初めてでしたね。

次はお笑い番組で観れることを楽しみにしています()

sumika

2組目はこちらも人気急上昇中のsumika

勢いよくメンバーが登場すると「Lovers」からライブスタート。

ボーカル健太さんがエレキギターに持ち替えると「ソーダ」「ふっかつのじゅもん」とアッパーチューンを連発。

弾けるような、けれど深みのあるバンドサウンドで会場全体をsumikaワールドに染め上げました。

MCでは2・3階席の前列の人が落ちてこないかをしつこいくらい気にしてましたが、

毎回毎回メンバーの人柄の良さが多くのファンを惹きつけたと言っても過言ではありません。

終盤のMCでは少しネガティヴな一面も見せた健太さん

「辛いっていう字と幸せっていう字って似てるよなーって思いながら六本木の街を歩いてた。」

「バンドマンって華やかに見えるかもしれないけど実際のところ全然そんなことなくて、

喉のケアのためにライブ後の打ち上げ出れないときもあるし、声出さないでいなきゃいけないときもある。

作曲してると友達からの遊びの誘いも断らなきゃいけないし、あとは移動ばっかりで身体も消耗するから。」

「でもこうやってライブしてみんなの顔を見れると報われる。そのときに辛いに一が足されて幸せになるんだよね。」

どのアーティストも同じ思いを持ってるはずだけど、

こうやって弱い一面をさらけ出すことが出来る人ってとても魅力的に感じます。

だからsumikaは特にライブでの双方向のコミュニケーションを大切にする

この日も「リグレット」では「君の音を聴かせてよ」と歌い、

最後に披露された「伝言歌」では「伝えたい全部あなたに」と歌っていました。

お互いがいろんな思いを持ってライブを観に来るからこそ、「辛い」に「一」が足されて「幸せ」になれる時間になるんだと。

ライブを観れることの有り難みを感じるためにももっと苦労しなくちゃなと思いました。

 04 Limited Sazabys

4・5・6日と3日間にわたって開催されたMETROCK ZEROの大トリを飾ったのは、

アルバム「eureka」引っさげてツアー真っ只中の04 Limited Sazabys!

そのためこの日のライブもアルバム曲の存在感が際立っていました。

アルバムの1曲目「Horizon」からライブは始まると、

続けて「monolith」「fiction」「escape」とここまでのフォーリミの躍進を支えたキラーチューンを畳み掛ける。

「六本木はラジオで毎週来てるけどライブするのは初めてだから六本木でテントを張りに来ました。。。下ネタです(笑)」

と相変わらず口達者なMCをするボーカルGENさん。

「今日はありそうでなさそうでなかった。ヤバイTシャツ屋さんとユニクロのルームウェア屋さん(sumikaがタイアップしてます笑)との3マンです。」と話すと

2階席で観ていたsumikaの健太さんがツッコむ一幕も(笑)

ここで調子に乗ったGENさんは

「僕らも是非ブリーフのモデルで出たいです(笑)」と言いたい放題。

そんな賑やかムードで「Warp」「climb」とアルバム曲が続いた後、

個人的にやるのが意外だと思った「nem…」

曲の前に「六本木起きてるの?」と言って始まったが、

僕は六本木が起きてない夜を知りません(オド◯ープ風)

その後の「drops」でしっかり盛り上がってたのもこれまた意外でした。

聞いたところ今日みたいなイベントの時も結構披露してるようでアルバム曲の中でも人気あるんだなと思いました。

中盤のMCではGENさんがこの日もダイブのことについて言及。

「肩車で空中にいる人はダサいから、もっとカッコ良いダイブが見たい」

と言ってましたが、個人的にこの日はサークルもかなり前方で出来てたんでそっちの方が気になりました。

なかなか難しい話なんですけどねー

「六本木ヒルズを突き破り、EXシアターに星が降って降って降り注ぎますように」

と始まったのはもちろん「midnight cruising」

結局この曲でも肩車ダイブは大量発生してましたが。。。

そのあと空気を読むかのように「Letter」「hello」と縦ノリの曲が続きました(笑)

この次がこの日1番のハイライト

「さっきも言ったけど今日の出演バンドは勢いがあって上昇気流に乗ってる3バンドです。僕らも大好きなHi-STANDARDと対バンが決まって、来年にも武道館でワンマンが決まってて、数年前までは夢にも見てなかったことが現実になろうとしてるんですけど、この上昇気流に乗っているとまた新しい夢ができて、そのためにもまだまだ先に進まなきゃいけない」

と今日1アツいMCから演奏された「Feel」がめちゃくちゃ良かったです。

「EXシアターの皆さんに光が射しますように」と本編ラストを飾ったのは「swim」

アルバム曲が前向きで未来のことを歌った曲が多いですし、この曲はフォーリミに様々な可能性をもたらしましたよね。

アンコールに応えてステージに戻ってくると

「さっきダイブの話したじゃん?全然わかっとらんやないかい!笑」

と冗談半分でフロアを一喝(笑)

アンコールは「Terminal」で締めくくられ、3日間にわたって開催されたMETROCK ZEROは幕を閉じました。

最後は3バンドが揃って記念撮影。

ヤバTのメンバーがフォーリミのメンバーに対して恐れ多い感じで接してたのが初々しくて面白かったです(笑)

まとめ

何度も言いますが、今最も勢いがあって、「ありそうでなさそうでなかった」3バンドが六本木に集結するってだけでそりゃもう万々歳でしたよ(笑)
3バンドとも期待以上のライブを見せてくれました。
フォーリミは来月ワンマンに行くのでますます期待が高まりました。
ただこの日気になったのは、ヤバTとフォーリミのライブの際に、フロアのかなり前方で大きいサークルモッシュが起こっていたこと。
僕自身サークルモッシュしたくなる時もあるしめちゃくちゃ楽しいんですけど、
ライブハウスのステージからすぐ近くのところでお客さんが背を向けてるっていうのはバンド側からしたらあんまり好ましくないのかなーと思いました。
GENさんも最近ラジオ番組でそんなこと言ってたんでなおさら気になってしまいました。
以前モッシュダイブに関して記事を書いたんですけど、その時も僕はGENさんの考えを尊重しているようなことを書きました。
ただこの日のアンコールで「Terminal」が演奏される前に
「この曲のダイブは好きじゃない」って言ってて、
結局ダイブは起こるなく終わって、「よくできましたー」
みたいなことを最後言ってたんですよね。
この発言に対してはわざわざ言う必要あったのかなーと思ってしまいました。
まぁ正解も不正解もない話なんで、こうやって双方の意見をモッシュのごとくぶつけ合ってお互いにとって良い空間になればいいですね。
最後ちょっとシリアスなことを書いてしまいましたが、もちろん最高に楽しいライブでしたよー!
この日出演した3バンドにはこれからも目が離せません!