SUGAROCK-FESTIVAL

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[ライブレポート] 5/6 JAPAN JAM 2017 3日目

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どうも、邦ロックブロガーのSugar(@Sugarrrrrrrock)です。 

GWが終わってしまいましたが、個人的にはこれからどんどん各地で音楽フェスが開催されるので楽しみの方が上回っております。

GWはフェスシーズンの幕開けにすぎないのです。

 

というわけで、今回は先日行ってきたJAPAN JAM 2017の3日目最終日の模様を書いていきます。

実はもともとこの日は行く予定では無かったのですが、前の2日間に参加された方々の評判がとても良かったので急遽行ってまいりました。

 

会場も駅近でアクセスも結構良く、ステージの大きさもステージ間の移動も快適。

会場を移して大正解と言える素晴らしいフェスでした。

 

この続きから出演アーティストのライブの模様を書いていきます! 

 

ライブレポート 

昨年一昨年と「JAPAN JAM BEACH」と題して幕張の浜辺の特設会場で開催されていた当フェスは今年から幕張から少し先の千葉市蘇我スポーツ公園で開催されることになりました。

最寄りの蘇我駅へは東京駅から1時間弱、始発終点となる電車も多く交通アクセスも良かったように思います。

そして会場には駅から徒歩10~15分ほどで到着。すぐ隣には大きな道路が通っていてコンビニや飲食店、大型施設もあり、まさに「都市型フェス」の様相を呈していました。

 

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リストバンド引き換えゲートをくぐってすぐの場所にある御馴染みのオブジェ。

ここから各ステージまで2分ほどに辿り着くことができました。

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こちらはSUNSET STAGEの後方。右の白いテントの奥に見えるのがSKY STAGEで左にうっすら見えるのがLOTUS STAGE。この近距離に巨大なステージが3つ並ぶのはこれまでのフェスでは考えられません。

それぞれのステージはいずれも約3万人を収容することが出来、今回の動員数ではかなり余裕のあるキャパでどこからでも快適にライブを観ることが出来ました。

 

ただこの日の唯一にして最大の難敵だったのが、海沿いの会場に吹き荒れる強い風。

特にSKY STAGEは地面が砂だったため強風とともに砂埃に見舞われました。

それでもスタッフの方々が転換中などにこれに対処すべく積極的に動いていたのが印象的でした。

 

この日は開演時間ギリギリに到着し、最初の1時間ほどはこんな風に生まれ変わった会場をぐるっと回ってみたり飲食コーナーでのんびりしながら過ごしました。

13:00~ Base Ball Bear (SUNSET STAGE)

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僕のこの日最初のライブは先日のVIVA LA ROCKの時と同じくBase Ball Bearからスタート。

 

サウンドチェックで「BREEEEZE GIRL」を披露するも涼風ガールどころか強風ガール状態でステージは思いっきり向かい風を受ける状況。

こいちゃんが「今日こっち(ステージから見て左)向きでやっていい?」と言うほどの強風にこの日の出演アーティストは悩まされることとなります。

 

ライブ本編はビバラの時は2曲目だった「changes」からスタート。

続けて披露された先月リリースの新曲「逆バタフライ・エフェクト」も含めてフロアの反応はとても良かったです。

 

MCでは「聞こえる回この風の声が。今日は風の特攻と砂マシーンがすごいことになってます。向こうのSKY STAGEが砂漠になってる(笑)」

と相変わらずの強風に悩まされている模様。

「コンタクトつけてるんで終始薄目です。全然前見えないんだけどみなさんの声を頼りにやっていきます!」

と次の曲に入るタイミングでこいちゃんがマイクスタンドに頭をぶつけてホリくんに笑われるくらいに砂埃で周りがよく見えてなかったみたいです(笑)

 

それでも強力サポートギターの弓木さんを加えたバンドサウンドは盤石で、風が吹く昼間のステージにピッタリなバンド屈指の名曲「short hair」が届けられました。

 

さらに「十字架You and I」「The Cut」とリズミカルでグルーヴィーなナンバーでフロアをノリに乗せ、

最後はこの日も「祭りのあと」でSUNSET STAGEを大きく揺らしました

 

会場が移動したことによりステージ移動も格段と楽になったので、少しでも興味があれば気軽にライブを観れる環境。

ベボベを久しぶりに観た方も初めて観た方にもバンドの健在っぷりがしっかりと伝わったのではないかと思います。

 

このあとSKY STAGEに移動するには後ろを振り返って2~3分直進するだけでした。

 

The Cut (feat. RHYMESTER)

The Cut (feat. RHYMESTER)

  • Base Ball Bear
  • ロック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

13:45~ 9mm Parabellum Bullet (SKY STAGE)

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続いてSKY STAGEに登場したのはアルバムリリースを間近に控えた9mm Parabellum Bullet!

SKY STAGEだけ他の2ステージと被りが無いため実質メインステージと言えます。 

 

ライブ活動を休止している滝さんに代わってサポートギターを入れた体制で「Answer And Answer」からエンジン全開でスタート

続けて「Black Market Blues」でフロアを踊らせ、「The Revolutionary」で昼間からステージを切り裂くような轟音を轟かせました。

 

本来野球場であるところをステージにしているSKY STAGEは地面が砂なので特に風の影響が強く、

「砂埃がすごくてホント困っちゃうなぁだねぇ」

とステージ上のメンバーも参った様子でした。

 

「GWは毎年滝が実家の田植えを手伝ってたんだけど、今ライブ出来ないことに目をつけた山崎さんが今回呼んでくれました(笑)」

と自虐的ながらもこの日の出演に感謝。

 

「俺たちの曲は歌謡曲の要素が強くて、作った曲に歌をのっけてみたら『どうにもとまらない』になっちゃった」

と話すとJAPAN JAMならではのコラボ企画へ。

スペシャルゲストの山本リンダさん(真っ赤で露出の多い衣装だったのでかなりビックリでした笑)を招き、カバー曲「どうにもとまらない」を共演!

あの9mmの演奏が飲まれるくらいのリンダさんのパフォーマンスは圧倒的でしたね。

 

スペシャルコラボが終わると

「俺たちもみんなを狙い撃ちます。だってそもそも俺たり弾丸だからさ。」

という卓郎さんの言葉から放たれたのは「ハートに火をつけて」

1度聴いたら離れないスカチューンで宣言通りオーディエンスを撃ちぬきます。

 

続けてリリース目前の新アルバムから「ガラスの街のアリス」を披露。

冒頭から激しく鳴らされるバンドサウンドで疾走感満載のこれぞ9mmと言える新たなライブチューンになりそうです。

 

さらに不気味なギターリフでフロアを揺らす「反逆のマーチ」を経て、ラストは「新しい光」で堂々フィニッシュ!

 

JAPAN JAMならではのコラボもあり、ここにきて9mmの曲が気になり出したタイミングでカッコ良いライブを見せてくれました。 

どうにもとまらない

どうにもとまらない

  • 9mm Parabellum Bullet
  • ロック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

14:30~ Nothing's Carved In Stone (SUNSET STAGE)

続いてはツアーを終えて久々のライブとなったNothing's Carved In Stone!

14時台にも関わらず結果的にこの日最後のSUNSET STAGEとなりました(笑) 

 

メンバーも1ヶ月ぶりのライブだからかウブさんやオニィまでもがいつも以上に笑顔を見せながらステージに登場すると最新アルバムの「Like a Shooting Star」からスタート。

 

サビで「跳べ!」とフロアを縦に揺らした「Idols」

「踊りませんかー?」と今度は横揺れを起こした「Brotherhood」と続け、各パート凄腕の盤石のバンドサウンドが広いステージを支配していきます。

 

拓さんも例に漏れず「なんだこの砂埃は!」と強風に対してツッコみを入れると、

「こんなデカいステージに沢山集まってくれてありがとう!俺たち音楽しか能がないからどんどん音楽で返していきたいと思います!」

とハンドマイクでステージを動き回る「In Future」から後半戦へ。

 

さらに「Out of Control」「Spirit Inspiration」と代表曲を連発するとフロントエリアでは激しいモッシュが起こりました。

そしてラストは「November 15th」

昨年の11/15に行われたワンマンライブのTシャツを着て参加されている方も沢山いて(僕もこのTシャツで参戦しました)、やはりファンに愛されている楽曲だなと、サビの大合唱を聴いて実感しました。 

 

やはりNCISのライブは演奏を観ているだけでも華を感じますね。大迫力で完璧なライブを見せてくれるのがもはや当然となっているのは凄いです。

またフェスやツアーで観たいと思いました。が、この後思わぬ形で再登場してくれます。。。

 

 

Brotherhood

Brotherhood

  • Nothing's Carved In Stone
  • ロック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

15:15~ KANA-BOON (SKY STAGE)

次にSKY STAGEに登場したのはVIVA LA ROCKではメインステージのトリを務めたKANA-BOON。

 

ビバラでは昔の曲を中心に激しいライブを繰り広げましたが、この日は最近の曲も多く交えたセットリスト。

 

まずは「Wake up」で高らかに幕を開けると、前作アルバムから「机上、綴る、思想」とジワジワとフロアの熱気を高めていき、3曲目に「フルドライブ」を投下!

サビが始まると一気にオーディエンスが前に押し寄せました。

やっぱりフェスにおけるこの曲のパワーは計り知れません。

 

手短な挨拶を経て、これまで以上にバンドの力強さが全面に出た最新シングル 「Fighter」を披露し、

「そろそろお腹空いたんじゃないですか?チャーハンタイムの時間です!」

「ないものねだり」になだれ込みました。

別に昔の曲ばかりでなくてもフェスのKANA-BOONはかなりアッパーに攻めてましたね。

 

「もう暑くなってまいりましたが春の曲を」

と言って披露された「さくらのうた」は季節が変わっていく今だからこそ、時間の流れの速さや、この先さらに盛り上がる夏フェスの到来などいろいろな感情を呼び起こしてくれました。

 

 「最近いろいろとお騒がせしました。今日みたいに沢山のお客さんが集まってくれてライブが出来る居場所があることが当たり前じゃないと思って、また初心に戻ってしっかりやっていきたいと思います。この先の僕たちの道標になるような曲が出来ました。」

と新曲「バトンロード」を披露。

この曲もアニメのタイアップがつくのでまた良い意味でバンドが明るみに出ていって欲しいですね。

 

「またこの場所に帰ってきたいと思います。みなさんも是非この砂を、甲子園みたいに持ち帰ってまたここに戻って来てください(笑)」

と良いこと言ってるのかよくわからないいつものノリを見せて最後はいつもの「シルエット」で締めくくりました。

 

ビバラとJAPAN JAMと観てきて、そこまでバンドのことを心配する必要は無かったと思いました。

初心に戻ってこれまでより吹っ切れた姿を見せてくれましたし、また良い曲を作ってステージに立ち続けてくれるはずです。

 

 

さくらのうた

さくらのうた

  • KANA-BOON
  • J-Pop
  • ¥200
  • provided courtesy of iTunes

 

 

16:00~ アルカラ (LOTUS STAGE)

LOTUS STAGEにはVIVA LA ROCKの時はほとんど観れなかったアルカラが登場。

今回はしっかりフル尺で観れました。 

 

一昔前のミディアムチューン「はじまりの歌」からライブをスタート。

続けて「アブノーマルが足りない」「半径30cmの中を知らない」とアッパーチューンを連打。

特に「半径〜」はおよそ1年半ぶりにライブで観れたので嬉しかったです。

 

「今日は愛媛からスペシャルゲストを呼んでます!」と太佑さんの紹介でコラボアーティストのひめキュンフルーツ缶のメンバーが登場!

 

コラボ曲は「トロピカルおばあちゃん~ばーばばばぁ~」

確かにアイドルソングでもいけるくらいユルい曲だなーと思いながらも、ロック界の奇行師を名乗るアルカラにしか出来ない技だなーと思わされた良いコラボでした。

 

「今日はみんなのエンジェル。大天使アイタクテフルエル、、、改めタイタイです!」

とふざけ倒す太佑さんに対して

「最初アルカラのことおじいちゃんバンドだと思ってた。アー写が老けてて、特にタイタイが(笑)」

とひめキュンのメンバーも負けじと応戦(笑)

 

こんな感じでグダグタ続いたのちに最後はアルカラの演奏にのせてひめキュンの曲を披露。

タイタイも見よう見まねで必死に踊っていたのが実に滑稽でした(笑)

 

コラボが終わるとビバラで告知された今年リリースされるアルバムから新曲を披露。

これまでのおふざけ感は全くナシのアッパーチューンでした。

 

そして「みんなが変わるから未来が変わるんだよな」

と、これまでのお笑いショーのようなステージはまるで無かったかのような名言を残して最後「ミ・ラ・イ・ノ・オ・ト」で締めくくりました。

 

笑いに走ったかと思えばテクニカルで激しいロックナンバーを畳み掛ける、この絶妙なバランスが織り成すアルカラのエンターテイメントはやっぱりクセになります。

フェスの短い時間でも確実に笑いと感動を生み出すのは流石の一言です。

 

 

トロピカルおばあちゃん~ばーばばばぁ~

トロピカルおばあちゃん~ばーばばばぁ~

  • アルカラ
  • ロック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

16:45~ ACIDMAN (SKY STAGE)

SKY STAGEに続いて登場したのは今年が結成20周年イヤーのACIDMAN。

 

盛大なハンドクラップが巻き起こる「最後の国」をSEにメンバーが登場すると

「あまりにも風が強いので、急遽この曲をやりたいと思います!」

と1曲目に披露されたのは「風、冴ゆる」

依然ステージに舞う強風と砂煙のごとく、熟練の3ピースのアンサンブルが勢いよく届けられました。

 

オイコールが巻き起こった「アイソトープ」

大木さんのボーカルが伸びやかに響き渡る「FREE STAR」を経て最初のMCへ。

 

「この20年間で何度もJAPANのフェスに出させてもらいました。JAPANのおかげで今があると言っても過言ではありません。」

と主催者への感謝を述べ、

「僕たちも秋にさいたまスーパーアリーナでフェスをやります!きっとそこでは風は吹かないと思うので(笑)」

と笑い半分にイベントの告知をし、バンドは「最後の星」を披露。

吹き抜ける風が少し涼しくなったSKY STAGEに壮大なスケールのミディアムチューンが響き渡るとさらに代表曲「ある証明」を続けステージとフロアはさらにエモーショナル度合いを増していきました。

 

「次で最後の曲です。20年間も『えー』を言わせ続けて申し訳ない。ACIDMANは宇宙や生命を歌った壮大な曲を作り続けて来ましたが、最近お婆ちゃんが亡くなって、バンドを続けて来た中でもいろんな人との別れを経験してきて、その人達に最後何を伝えたかったか。そんなことを初めて歌った曲です。」

 

と最新シングル曲「愛を両手に」を披露。

人のつながり、人生の中で起こる儚さをリアルに歌ったバラードはとても感動的でした。

 

この日の前日に開催されたVIVA LA ROCKの最終日の際に感じましたが、このACIDMANも含めて今年は周年アニバーサリーのバンドがとても多いです。

 

こうして長く支持されるバンドを生み出してきたのは今回のようなロックフェスのおかげだということを実感したステージでした。

これからもキャリアの長いバンドがロックフェスを支えて行って欲しいです。

 

 

愛を両手に

愛を両手に

  • ACIDMAN
  • ロック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

17:30~ BIGMAMA (LOTUS STAGE)

空が徐々に赤く染まり出したLOTUS STAGEにはこちらも現体制10周年となったBIGMAMAが登場。 

 

ベートーベンの「第九」をSEにメンバーが登場すると「MUTOPIA」からライブがスタート。

続けてフェスで披露するのは珍しい「#DIV/0!」「Paper-craft」と一昔前のアッパーチューンを連発。

 

「JAPAN JAM楽しんでますか!こっちは真緒ちゃんが(風で)ずっとオールバックでめちゃくちゃ楽しいです(笑) 去年はフォーリミのかわいいGENちゃんとあるからの小っちゃいおっさん(笑)とHYとすんごいコラボ企画を考えてて楽しみにしてたんだけど、今日以上にものすごい風が吹いて直前で中止になってしまったので、去年の分も鳴らして帰りたいと思います!」

と昨年のリベンジに燃える思いをMCで示してくれました。

 

夕暮れのステージにシンガロングが鮮やかに響いた「Make Up Your Mind」を経て、今年のスペシャルゲストのTHE ORAL CIGARETTESの拓也さんが登場!

コラボ曲に選ばれたのは「秘密」

BIGMAMAの中でも特にロマンに溢れるこの曲に拓也さんの艶やかな歌声が加わることでさらなる化学反応を生み出していました。

サビでは金井さんとのツインボーカルも見事にキマり、

ラスサビ前で拓也さんが小声で囁いた場面は女性ファンにはたまらなかったでしょう(笑)

 

拓也さんがステージを去ると「もうひと暴れ出来ますか?」と「荒狂曲"シンセカイ"」へ突入!

曲名通りフロア前方は一気に大荒れに。

最後には去年コラボ予定だったアルカラ太佑さんも乱入してステージを盛り上げました。 

 

「もう1曲激しいのやっても良いですか?」と続けられたのは最新アルバムから「BLINKSTONEの真実を」

最近のBIGMAMAのイメージを考えるとかなりロックに寄った攻めの曲ですね。特に間奏がシビレましたね。

 

そしてラストは「Sweet Dreams」で盛大に締め括ったBIGMAMA。

激しいロックチューンあり、スケールを感じるアンセムがあり、そしてコラボもあり、あの手この手で極上のエンターテイメントを披露してくれました。

 

母の日から始まるツアーと秋の武道館ワンマンに向けても視界良好といったところでしょう。

 

 

秘密

秘密

  • BIGMAMA
  • ロック
  • ¥200
  • provided courtesy of iTunes

 

18:15~ キュウソネコカミ (SKY STAGE)

実質メインステージとなるSKY STAGEでトリ前を任されたキュウソネコカミ。

以前ジャパン主催のオーディションで優勝したバンドがこのポジションに立つのはなんだか感慨深いですね。 

 

いつものように勢いよく登場すると、ステージの真ん中で5人揃って右腕を突き上げる、ワンピースのあのシーンを思わせるパフォーマンスで沸かせたところで、普段は終盤にやることが多い「ビビった」からライブスタート。

 

当初は全く気づきませんでしたが、この時の入場SEはアークティックモンキーズであり、さらに「ビビ」がかかってたことが判明しました。恐るべしキュウソ、、、そして今思うとこれはライブ終盤の伏線だったのです。。。

 

そんなことは現地にいた時は全く理解出来ないまま、ライブは「サギグラファー」「ファントムヴァイブレーション」「邪邪邪VSジャスティス」と新旧交えてどんどんヒートアップしていきました。 

 

この日のMCはフロアから「イェーイ!」と歓声が起こる度にタマホームでCMで流れているショートチューン「家」を演奏するシステム。結局3回披露されました(笑)

冒頭からMCからこの日のキュウソは何かいつもと違います。

 

結局MCっぽいことを話すでもなく「KMDT25」に突入しフロアには何重ものサークルが出現。

確か2年前のJAPAN JAM BEACHではセイヤさんが「JAPANのフェスはサークルやるなよー!!」と言ってたのに...

まぁこの曲のサークルは激しくぶつかるようなやつでは無いので問題ありませんが(笑)

 

「この3日間で1番砂埃を起こしたバンドとして歴史を残したいと思います!」と意気込んだ「ハッピーポンコツ」を経て最後の曲。

「実は今日でメジャーデビューからずっと一緒だった担当の人が担当を外れることになります!今まで本当にありがとう!!」

とバンドのスタッフの方に向けて「わかってんだよ」がエモーショナルに届けられました。

 

最初の登場シーンもこのスタッフさんに向けてだったんですね。

自分たちのツアーではなくてフェスの場でこのような粋な計らいが出来るキュウソのメンバーもそうですし、

スタッフさんもさぞかしメンバーにとても慕われていたんだろうなぁと、今になってしみじみ思いました。

 

バンドマンは裏方も含めていろんな人とのつながりで成り立っているということを改めて実感させられました。

そしてキュウソネコカミは関わる人の感情を幅広く揺さぶることが出来るバンドだということも再認識することが出来ました。

 

 

わかってんだよ

わかってんだよ

  • キュウソネコカミ
  • ロック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

19:00~ ストレイテナー (LOTUS STAGE) 

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LOTUS STAGEの3日間を締めくくるのはストレイテナーです!

SUNSET STAGEのTHE ORAL CIGARETTESと丸々被ってしまいましたが、そちらはビバラて観たので今回はテナー即決でした。 

 

最初に披露されたのは最新アルバムから「Alternative Dancer」

グルーヴィーなダンスチューンは陽も落ちて夜になったステージにピッタリでした。

 

続けて前奏のアレンジがなされた鉄板曲「From Noon Till Dawn」をアグレッシブに届けると、ホリエさんの「かっ飛ばしていくぞ!」の一言から「TRAIN」になだれ込み、フロントエリアは一気にヒートアップしていきました。

 

そしてイントロの綺麗なアルペジオに歓声が湧き上がった「REMINDER」

かねてからライブで観たいと思っていた名曲。ついに生で経験することが出来ました。

 

「ステージの上に月見えてない?前の方の人はわからないと思うけど」と披露されたのは最新曲「月に読む手紙」

ここ最近の大人テナーに磨きがかかった1曲。月が照らす夜のステージに沁み渡りました。

 

「18歳からバンドを始めて、JAPANのフェスには沢山出させてもらったけど、今にもなってこんな景色を見れるとは思ってませんでした!長く続けてると良いことあるもんだな!」

とシンペイさんが嬉しそうに語ると、ホリエさんも続いて

「こんな最高の1日ばかりじゃないけど、最低な1日も最高な1日のために乗り越えて行こう!」

と話しフロアからは大きな拍手が起こりました。

「まぁ当たり前のことを言ってるだけなんだけどね」

と謙遜したものの、次に披露された「DAY TO DAY」がそんな日常の積み重ねの大切さを十二分に物語っていました。

 

そして「一緒に歌おう!」と風が止んだLOTUS STAGEに「Melodic Storm」を巻き起こし、最後は夏が待ち遠しくなる「シーグラス」をエモーショナルに演奏して本編は終了。

 

アンコールを求めるハンドクラップが鳴り響くとステージに再び明かりがつきメンバー4人、、、とともになんとNothing's Carved In Stoneのウブさんが登場!

予告されていなかったスペシャルゲストの登場にフロアからは大歓声が上がりました。

そしてシンペイさんのズッシリしたドラムから繰り出されたのは必殺の「KILLER TUNE」

ホリエさんがハンドマイクでステージを動きながら歌うと曲の途中で今度はナッシングスの拓さんが登場!

そして2番を拓さんが歌うこの上ない豪華な共演。

これでも文句なしと言ったところですが2番が終わるとひなっちさんが曲中にもかかわらずベースを持ち替えると、鳴らされたのはナッシングスのキラーチューン「Out of Control」のフレーズ!

三たび湧き上がる大歓声。間違いなくこの日最大の沸点に達した瞬間でした。

 

共通のメンバーがいてバンド間の親交も深い両バンドだからこそ実現した豪華コラボ。

最後は6人がステージの前で手を繋いで一礼。間違いなくライブでしか味わえない感動を味わうことが出来ました。

これで締めくくっても全く悔いのない1日ですが、さらに大トリのサカナクションが待っています。

 

KILLER TUNE [Natural Born Killer Tune Mix]

KILLER TUNE [Natural Born Killer Tune Mix]

  • ストレイテナー
  • ロック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

19:55~ サカナクション (SKY STAGE)

ストレイテナーとNothing's Carved In Stoneの豪華コラボですでにクライマックスに達している状況でしたが、次が3日間のJAPAN JAMの正真正銘最後のアクト。

今年の大トリは結成10周年を目前に控えたサカナクションが務めました。 

 

僕がこれまで観てきたフェスでのサカナクションは決まってメンバーが一列に並んでDJプレイから始まっていましたが、この日は通常のバンドセットにメンバーがそれぞれの定位置についてスタート。

1曲目は緑のレーザー光線がステージモニター上にタイトルを映し出した「新宝島」

これまでライブの終盤に据えてきたこの曲を最初に持ってきたことで、この日のセットリストは今までとかなり異なるのではないかという期待が湧きました。 

 

「アルクアラウンド」でSKY STAGE一面がジャンプで揺れると続いて披露されたのはサカナクションの前身バンドから演奏されている「三日月サンセット」

三日月ではなかったものの月に照らされた夜の野外でこの曲が聴けるとは思いもしませんでした。

 

これまでのDJプレイや「SAKANATRIBE」に変わって披露されたEDMを思わせるダンスチューン「SORATO」では一郎さんの合図に合わせてフロアも一郎さんも自由に踊り出しました。

そして「ミュージック」に突入。ラスサビ前でバンドセットに戻ったのを合図にフロアが再び大きく揺れました。

 

フェスで見せてきた定番チューンに新旧の曲を交えてここから折り返し。

「まだまだ踊れる?」という一郎さんの一言で始まったのはもちろん「夜の踊り子」

この曲をライブでは夜でしか観たことがないくらい。「フェスのヘッドライナーといえばサカナクション」というのが当たり前になっているのは改めて考えるとすごいですよね。

 

続けて披露された「アイデンティティ」ではイントロで大歓声、サビで大合唱が起こり、アウトロからはライブアレンジで決まって「ルーキー」が披露されるのがこれまでの流れでしたが、今回はそう行かず、最新シングル「多分、風。」になだれ込みました。

まるで強風と砂埃が吹き荒れた1日を象徴するようで思わず笑ってしまいましたが、ここまで一時も休むことなくフロアを踊らせてきたのは流石としか言いようがありません。

 

「会場が変わって最初の年の最後を任せてもらって、最後まで沢山残って楽しんでくれてありがとうございます。僕たち私たちサカナクションはおかげで結成10周年を迎えることが出来ました。これからもどうぞよろしくお願いします。」

と一郎さんが感謝を述べた後で披露されたのはフェスではほとんど披露されてこなかった「目が明く藍色」

およそ7分間という長大な時間の中で曲構成が次々と展開されていくこの曲は最後「君の声を聴かせてよ」という歌で締め括られ、バンドの10周年を迎えるにあたってのリスナーへのこれまでの感謝の思いと、これからのバンドの未来を切り開いていく新たなスタートの気持ちが存分に感じられました。

 

盛大な拍手でステージを後にするメンバーを見届けると、ステージの後ろから花火が打ち上げられ、アンコールが無いことと3日間のJAPAN JAMが終演したことが告げられました。

 

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目が明く藍色

目が明く藍色

  • サカナクション
  • ロック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

まとめ

幕張から蘇我に会場を移した最初のJAPAN JAM。

会場移動の快適さはもちろんのこと、肝心のライブも最後まで素晴らしいドラマの連続でした。

 

JAPAN JAMの特徴とも言えるゲストコラボに始まり、

大トリのサカナクションやACIDMAN、BIGMAMAといったアニバーサリーイヤーのバンドや、スタッフさんへの感謝をライブで表現したキュウソなど、本当に内容の濃いアクトを目撃することが出来ました。

 

ROCK IN JAPANやCOUNTDOWN JAPANに比べたらまだ歴は浅いものの、JAPAN JAMもこれから様々な歴史が積み重なっていく大きなフェスになっていくはず。

来年のGWも是非とも参加したいと思います。