SUGAROCK-FESTIVAL

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[ライブレポート] 6/16 THE ORAL CIGARETTES@日本武道館

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どうも、邦ロックブロガーのSugar(@Sugarrrrrrrock)です。

今回は先日行ってきましたTHE ORAL CIGARETTESの日本武道館ワンマンのライブレポートです。

 

昨年10月のBLUE ENCOUNT、今年2月の04 Limited Sazabys以来の武道館でした。

この3バンドを続けて観れたのは良かったですね。

 

それも含めてこれで計7組の初武道館を見届けてきましたが、今回もまた感動的な一夜でしたよ。

特にステージとの距離がとても近く感じましたね。オーラルがこれまで大事にしていたことが武道館でもしっかり出来ていたように感じました。

 

では続きから詳しくレポートしていきますー!

 

 

ライブレポート

昨年の秋にCDショップに置かれたフライヤーで発表された今回の武道館ワンマン。

位置づけとしては今年の2月にリリースされたアルバム「UNOFFICIAL」のリリースツアーファイナルという形でした。

なので新曲を軸にしつつ、これまでのバンドの躍進を振り返るような構成でライブが展開されていきました。

 

突然の雨に見舞われながら会場INし、席は初めてステージを横から観るような形になりましたが、ほとんど見切れることなくステージもアリーナも見渡せる場所でした。

 

「開演までもう少しBKW(番狂わせ)を我慢してお待ち下さい」という粋なアナウンスがあり、開演直前にはこの日の勇姿を観ようよ仲間のバンドマンが客席に登場してどよめきと大歓声が(笑) この光景も何度か経験しているのでもう慣れました(笑)

 

 

それから程なく場内が暗転、大歓声に包まれる中いつもの前口上で1本2本3本4本と、満員の武道館に拍手が鳴り響きました。

ステージに張られた紗幕に始まりを告げるなんだか怪しげなムービーが流れ、そこに出てきた重たい扉が開くと幕の奥にいるであろう4人のシルエットが映されみたび大歓声。

 

「UNOFFICIAL DINING TOUR FINAL」の文字が映されると、幕越しに拓也さんの艶やかな歌が武道館に響き渡り、披露されたオープニングナンバーは「5150」

バンドのこれからの道筋を決定づけたこの曲のリリースとともに発表されたこの日のライブ。号砲とも言える炎の特効の演出もあり初武道館の口火を切りました。 

5150

5150

  • THE ORAL CIGARETTES
  • ロック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

続いてリズミカルなイントロから始まり、あきらさんのベースラインが際立った「Shala La」

「今日の武道館が良いか悪いか、その目で見極めろ」と前置きして「カンタンナコト」とアグレッシブなナンバーの連続。

客席も武道館だからと身構えることなくシンガロングにヘドバンに一体感を高めていきました。

 

「序盤から飛ばして行くぞ!」と更にアルバム曲から「悪戯ショータイム」「CATCH ME」を連発し、ステージの背後の大きなモニターに「DINING」のツアーフラッグが映しだされ、レーザーの演出も広い武道館と相まってアルバムの世界観に引き込んでいきました。

 

「これまで武道館の歴史を作ってきた先輩方に続いて、新たな歴史を刻めるのがとても嬉しいです。やっぱり初めては特別。でもオーラルはこの先2回3回4回5.6.7回と武道館でやっていくので。」

と話した最初のMC。

この日が通過点だということは当然として、背伸びすることも縮まることもなくここまでやれてるのは、バンドがこの先かなり高い目標を持っているのと、これまで同世代のバンドが武道館でやってきたのを数多く目撃してきたからだと感じました。

 

次のブロックは前作2ndアルバムのリードトラック「A-E-U-I」からスタート。

七夕をイメージして作られたこの曲の世界観を現した映像をバックに疾走感溢れる演奏が繰り広げられました。

意外にもライブで観るのは初めてだったので嬉しかったです。 

A-E-U-I

A-E-U-I

  • THE ORAL CIGARETTES
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続く1stアルバムのリードトラック「STARGET」では武道館に無数のタオルが回り、

「武道館でこの曲やるの楽しみにしてたんだよ!」と披露された「嫌い」では拓也さんの歌がより切れ味を増して炸裂しました。

この1stの2曲はテクニカルな要素も全面に出てる曲で、主にフェスの舞台で規模を拡大していた時からバンドのオリジナリティで勝負していたんだなと今になって感じました。

 

不気味に響いたギターリフから始まる歌謡曲のような「WARWARWAR」を経て、これも武道館ならではの楽器隊のソロコーナーへ。

まさやんのドラムから始まりあきらさんのスラップベース、シゲさんの早弾きと続き、それぞれ1人ずつにスポットライトが当てられながら徐々に3人の回すスピードが速くなり、最終的にフロントの2人はステージの端でプレイする豪華なセッションタイムとなりました。

 

「シゲやっぱりデカいなぁー」「この前測ったらまた2センチ伸びた」「もしこのまま2メートル10センチとかなったらファン減るんちゃうか(笑)」

という拓也さんとシゲさんの掛け合いで笑いをとり、この日のために拓也さんが衣装を新しくしたことについて、メンバーそれぞれに「今日の俺いつもと変わったとこない?」と問いかけ、

シゲさん「その首につけてるやつ?それで身長伸ばそうとしてるんやろ」

あきらさん「タイに国籍変えた」

まさやん「後ろから見て思ったのは、、、唇変えた?」

拓也さん「いやずっと一緒にいるんだから気づけよ!」

 

という一連のMCがフリとなって「気づけよBaby」になだれ込み(笑)

この辺の遊び心も忘れてませんでした。

 

続けてアルバム曲から「不透明な雪化粧」、そして「エンドロール」と歌で聴かせるナンバーを披露。曲の終わりに

「大切な人はいますか?あなたたちの人生のエンドロールに僕らも名前を刻みたい」

と語った拓也さん。今好きなバンドと今後も長い付き合いが出来たら僕も嬉しいし、こういうことをダイレクトに伝えてくれる近い距離感のままバンドが大きくなって欲しいなと思いました。

 

一度会場が暗転すると、モニターに映されたのは「UNOFFICIAL」のジャケットに描かれた赤い心臓。

その鼓動の音が徐々に速くなり、映像が多重に噛み合った歯車の軋む音に変わり続いて映し出された文字は「キラーチューン祭り」!!

 

「2013年、オーラルのキラーチューン祭りはこの曲から始まりました!」

とモニターに映された曲名は「Mr.ファントム」

オーラルがシーンに番狂わせを起こした原点とも言えるだろうし、僕がオーラルに出会った曲でもあります。

これまで最強のキラーチューンと紹介し続けてきたこの曲が武道館でも同じように披露されたのは感慨深かったですね。 

Mr.ファントム

Mr.ファントム

  • THE ORAL CIGARETTES
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 キラーチューン祭りと言ってるからには1曲で終わるはずはなく、

「2014年、メジャーに出てからこの曲をずっと歌い続けて、何度も這い上がってきました!」

という前置きからモニターに映された曲名は「起死回生STORY」! 

この流れと演出はかなりグッときましたね。

武道館で巻き起こった高速ハンドクラップも圧巻だったし、ラスサビの大合唱も盛大に響き渡りました。

起死回生STORY

起死回生STORY

  • THE ORAL CIGARETTES
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「2015年、辛いことの方が多かった。もう歌いたくないと思った時もあったけど、この曲に支えられた。」

というMCに拓也さんの歌だけで始まったのは「エイミー」

この曲がリリースされた時、僕はそれほどオーラルのことを知らなかったけど、リリースするにあたっての拓也さんのメッセージを見て感動したのはよく覚えてます。

間奏での「忘れたい消したい過去もあると思うけど、それがあるから今がある、あなたの人生を肯定してあげてください」という言葉は特に心に刺さりました。

今では大好きな曲の1つ。武道館でも大切に歌われたのを観てとても感動的でした。 

エイミー

エイミー

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そんな想いのこもった「エイミー」をリリースした後、おそらくオーラルはメジャーに出て1番の壁に当たってかなり悔しい思いをしたはず。

「それでも諦めずに続けてきて、バンドを救ってくれた曲」

という曲フリは正直似合わないくらい、一気にバンドを加速させたきっかけとなった「狂乱 Hey Kids!!」から再びキラーチューン祭りへ。

 

僕もこの曲でオーラルの熱が再燃したし、この曲がリリースされた後の冬フェスシーズンからオーラルのTシャツを着たライブキッズが一気に増えたのにはビックリしましたね。

それからおよそ1年半でたどり着いた武道館、文句なしにバンドの躍進の原動力となった曲。フロアもこの日1番と言っていい盛り上がりでした。

狂乱 Hey Kids!!

狂乱 Hey Kids!!

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そして「狂乱〜」の勢いを止めることなく、更に殻を破った2016年の第一弾シングル「DIP-BAP」 

「これからは自分の行く道を信じて進みます!」と「UNOFFICIAL」のリードトラック「リコリス」を続けて披露。

 

そして次が本編のラスト。

「メディアにテレビに出るようになって、この声について色々言われました。もともと自分の低い声がすごいコンプレックスだったけど、メンバーが、スタッフが、この声で天下取れるって後押ししてくれてここまで来れました。だからこうやって歌えるだけで満足で、お客さんが1万人になってもやることは変わりません。」

「武道館はあくまで通過点って言われるけど、もともと関西のバンドやから武道館には思い入れなんてない。でもこうやってオーラルのことを好きでいてくれる人たちで埋まった武道館は特別な思い入れを持ってここまでやってきました。最後の曲、ここにいる全員で歌って終わりたいと思います。ありがとうございました。」

 

という長くそして想いの込もった拓也さんのMCで最後に届けられたのはアルバムのラストナンバー「LOVE」

サビで繰り返され、最後にモニターにも映し出された「一人で笑うことは出来ない」という歌詞に、これまでのバンドの道のりが全て詰まっていました。

満場のハンドクラップにシンガロング。最後には銀テープが舞い降りて盛大に本編を締めくくりました。

LOVE

LOVE

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鳴り止まない拍手で迎えられたアンコールではいつもと同じく、まさやんショッピングの物販紹介のコーナーからスタート。

最後にBKWであいうえお作文やってたんですけど何て言ってたか忘れてしまいました(笑)

 

本編で披露せずに残っている曲は武道館の2日前にリリースされた新曲。

「ここからの新たな船出にみんなが乗れるように。これからすごい景色見せに連れて行くんで!」

と、先日のMステで披露してフルverではライブ初披露の「トナリアウ」を演奏。

 

「何か悩んでる人、だらけちゃってる人、誰にだって弱い部分はあると思うけどそれはあなた自身の意志と環境のせい。ここから強くなりたいって人は自分で自分を変えるしかない。オーラルのファンは強くてカッコ良くあって欲しい。その助けが欲しかったら4人が相手します。最後、俺たちの覚悟の曲で終わります。」

とこの日最後の曲「ONE'S AGAIN」を披露。

モニターに次々と映し出される歌詞の力強さたるや、ガツンと響きました。

ONE'S AGAIN

ONE'S AGAIN

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これでアンコール含めて全21曲が披露されてメンバーはステージをあとにしましたが、特に何も言わずにだったのでまだ何かあるなと(笑)

ステージに誰もいなくなって会場が暗転すると緊急告知の映像が。

メンバーがどこかの階段を登っている映像(ここで察しはつきました笑)、

登った先に映った大阪城ホールで来年2月にワンマンを行うことを発表し、大歓声が巻き上がる中メンバー再登場。

 

そしてメンバーのいる前で更なる9月公開の映画「亜人」の主題歌を担当することを発表しました。

 

「よう選んでもらえたし、スゴイ曲を産んでしまった(笑) ライブでも絶対盛り上がる曲です!」

「思うんだけど、時代だいぶ変わってきてない?人気の音楽といえば可愛くてポップなものだとされてきたけど、俺らみたいなダークサイドな音楽が中心になったらかなり大きく変わると思うんです。亜人もどっちかといえばダークサイドだし、これからダークサイドでテッペン狙うからな!」

 

と拓也さんがこれからの決意を高らかに宣言し、最後おなじみの記念撮影、

そしてステージ真ん中と両端でお礼の挨拶をして、祝祭ムードに包まれる中で初の武道館ライブは締めくくられました。

 

※メンバーの許可を得て撮影しました。

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メンバーがいなくなった後に今回の武道館とツアーに関わった方々のスタッフロールが流れて完全に終演となりました。 

まとめ

というわけで、THE ORAL CIGARETTES初の日本武道館ワンマン、素晴らしかったですね。

 

今までも何組か初武道館を見届けてきましたが、

今回はその中でも特に武道館が狭く感じました。

それはバンドにとって武道館くらいじゃまだまだということでもあり、

大きい会場でもステージと1対1で繋がっている感覚があったからです。

これからもこれまで通りの距離感で、更に大きなステージに連れて行ってくれることでしょう。

 

 ライブの翌日の拓也さんのツイート。

武道館を「スタート」と言っているのがスゴイ良いなぁと思いました。

 

オーラルはメジャーデビュー前に僕が初めて行ったフェスで観たバンドのうちの1つでもあり意外と長い付き合いで(笑)、

その後本格的にハマるまでは時間がかかったし、その間にバンドは辛い経験もしていました。

それも踏まえてやっとスタートラインに立ったのはとても感慨深いですね。

 

これからも次々と大きなステージで番狂わせを起こしてくれることを期待してついて行きたいと思います。

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