フェス

[ライブレポート] 12/24 MERRY ROCK PARADE 2017 (2日目)

Sugar(@Sugarrrrrrrock)です。
早くも年末と言った感じです。そして短い冬フェスシーズンに突入しましたね。
今年は全国各地の大型フェスに参加してきました。関東圏はもちろん、金沢のミリオンロック、山口のワイルドバンチ、長崎のスカイジャンボリーなど。
そしてクリスマスはここ数年恒例となりつつある名古屋のMERRY ROCK PARADE、通称メリロに今年も参加してきました!
僕は24日の2日目に行ってきました。イブはかれこれ5年連続ぐらいでライブかフェスですね。おかげで毎年リア充です()
まぁ実際のところはほぼ単独行動で目的のライブを観ることに専念してるのでリア充感はありませんが、観てきたライブの模様をサクッとまとめてみました。

ライブレポート

12:05~ KANA-BOON (BLESS STAGE)

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セットリスト
M1. ディストラクションビートミュージック
M2. Fighter
M3. 涙
M4. フルドライブ
M5. シルエット
M6. バトンロード
6曲中4曲が最新アルバムの曲。ツアーも追加公演を残すのみの状態で、間違いなく今のバンドのモードで勝負する姿勢を感じたセットでした。
今のKANA-BOONは演奏面に目が行き届くし、とても芯が太くなったバンドサウンドで魅了してくれますね。良い意味で王道。
赤いニットで髪のモジャモジャ具合にも磨きがかかってきた鮪さんはまるでアジカンのゴッチさながら(笑) この点でも王道を継承していくのでしょうか。
ただやっぱり「フルドライブ」が始まってからのお客さんのスイッチの入り方は今でも圧倒的ですね。
最近の曲も気に入ってますが、「フェスといえばKANA-BOONのフルドライブ」というイメージは多くの人にとってこれからも共通認識であって欲しいと感じました。

バトンロード

バトンロード

  • KANA-BOON
  • ロック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

14:15~ My Hair is Bad (BLESS STAGE)

セットリスト
M1. アフターアワー
M2. 復讐
M3. ドラマみたいだ
M4. 告白
M5. フロムナウオン
M6. いつか結婚しても
クリスマスにマイヘア、似合うような似合わないような。
「俺に惚れて帰ってくれ」的なことを言って「フロムナウオン」になだれ込んだのは確かにブワーッとなったけど、まぁクリスマスに限る話じゃないし。
この曲の終盤、サンタさんになぞらえて、「俺はサンタじゃないからプレゼントはあげられないけど、生き様を、ロックバンドをあげるよ!」と叫んでいた椎木さんの言葉が全てであり結果としてこれが最高のプレゼントなのでした。
このバンドはいつ何時も今の最先端を見せてくれるから、時間も場所もあんまり関係ないんじゃないかなと。
この場所だから、この時期だからって言葉を選ぶことをしない。
だからわざわざかしこまって「愛してる」なんて言わなくて良いんだと、ラストの「いつか結婚しても」を聴いて思いました。
My Hair is Badは最高の生き様と最高のロックバンドを絶えず更新し続けている。

いつか結婚しても

いつか結婚しても

  • My Hair is Bad
  • ロック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

14:45~ ヤバイTシャツ屋さん (NOEL STAGE)

セットリスト
M1. Tank-top of the world
M2. 無線LANばり便利
M3. L・O・V・Eタオル
M4. メロコアバンドのアルバムの3曲目ぐらいによく収録されている感じの曲
M5. ハッピーウェディング前ソング
M6. ヤバみ
M7. あつまれ!パーティーピーポー
どうせ入場規制だと思って半ば諦めてたんですが案の定マイヘア終わりで人が殺到して3曲目の途中でやっと入れました。
クリスマスイブということもあってどう考えても目的は「ハッピーウェディング前ソング」でしょ(笑)
悪ノリも煽りも好きじゃないけどこればかりはしゃーない。
でも結局笑いよりも純粋に曲カッコよ!ってなる。ヤバTはいつもそう。だから余計にウザい。

ハッピーウェディング前ソング

ハッピーウェディング前ソング

  • ヤバイTシャツ屋さん
  • ロック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

15:55~ ねごと (NOEL STAGE)

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セットリスト
M1. サタデーナイト
M2. ETERNALBEAT
M3. アシンメトリ
M4. シグナル
M5. DANCER IN THE HANABIRA
M6. カロン
ステージの真ん中に置かれた鍵盤は結局最後の「カロン」のサビまで全く触れずじまい。幸子さんはほとんどハンドマイクで歌い通し、他の3人も曲によって楽器とシンセを使い分ける。
MCなし、「ETERNALBEAT」から「シグナル」までアルバムの曲順通りに進んでいく展開にはかなりの高揚感を覚えたし、
その流れでなだれ込んだ「DANCER IN THE HANABIRA」の時には手に持っていたジーマシークレットブラックがカップの中で大きく波打つぐらいに揺れてました。
短い時間ながら、バンドサウンドのフォーマットを拭い去って追求した現在のねごとワールドを存分に感じることが出来ました。あの30分はホント無重力空間にワープしていたと思う。

DANCER IN THE HANABIRA

DANCER IN THE HANABIRA

  • ねごと
  • オルタナティブ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

16:30~ sumika (BLESS STAGE)

セットリスト
M1. Lovers
M2. MAGIC
M3. ふっかつのじゅもん
M4. Summer Vacation
M5. 「伝言歌」
この日のsumikaのライブは大きな目当てだったが、なんとなく展開もわかっていた。
2年前の11月、健太さんが病気から復活するまでメリーロックのブッキング担当の方がsumikaのために出演枠をギリギリまで空けていたというエピソードがあるからだ。
メリーロック3年連続の出演で1度も足踏みすることなくメインステージまで登りつめて埋め尽くしたsumikaにとって、担当さんに2年前の恩を返す絶好の舞台。
そこで彼らがとったのは、その恩を僕らの歌に委ねるという方法。
それがこちら。これで全て伝わるかと思います。

「伝言歌」

「伝言歌」

  • Sumika
  • J-Pop
  • ¥200
  • provided courtesy of iTunes

17:05~ Yap!!! (ORB GARDEN)

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セットリスト
M1. Dancing in Midnight
M2. 新曲
M3. 新曲
M4. Kick the Door
M5. Too Young for Love
M6. If I’m a Hero
3年前ぐらいまでは聴き覚えのあったハイトーンボーカルとシャウトがステージにこだまする。
音源を聴いた時には大人っぽくてゆる〜く身体を揺らせるようなイメージを持っていましたが、思ってた以上に激しさを要求してくるしこちらも要求したくなるライブでした。
なんてったってステージ中央で石毛さんがめちゃくちゃに煽るし自身がめちゃくちゃに踊っていた。
こうなるとやっぱり比較対象となるのはthe telephonesにならざるを得ない。ナンセンスかもしれないけど、フェスでめちゃくちゃに踊り狂ってた3年前を思い出しました。

Too Young for Love

Too Young for Love

  • Yap!!!
  • オルタナティブ
  • ¥200
  • provided courtesy of iTunes

17:40~ 10-FEET (BLESS STAGE)

セットリスト
M1. goes on
M2. 1sec.
M3. RIVER
M4. ヒトリセカイ
M5. 1 size FITS ALL
M6. その向こうへ
クリスマスだったからか尺が比較的短めだからかはわかりませんが、いつも以上に浮かれている雰囲気でした。
「このライブで絶対クリスマスって言葉使わへん!」って約束したって言ってたのにめっちゃ連発してたし(笑)、こーいちさんのMCでは音響も照明チームも一緒になって悪ふざけしてましたね。
それでも「過去の出来事は変えられないけどこれから次第でその意味合いは変えていける」というTAKUMAさんの一言で始まった「その向こうへ」でビシっと締まりました。
いつ観ても10-FEETのライブでグッと来ないことなんて無いのです。

その向こうへ

その向こうへ

  • 10-FEET
  • ロック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

18:15~ Nothing’s Carved In Stone (NOEL STAGE)

セットリスト
M1. Like a Shooting Star
M2. Spirit Inspiration
M3. Rendaman
M4. Mythology(新曲)
M5. Milestone
M6. Out of Control
M7. Isolation
GW以来に観ることが出来ましたナッシングス。
曲のカッコ良さもさることながら、それぞれの演奏姿だけで高揚感を煽られるのはやっぱりこのバンドの特権だと再実感させられました。
そして最後の曲と言って披露された「Out of Control」から何の前触れもなく「Isolation」やるのは卑怯過ぎましたね。
次もあるし少し引いた場所で観ていたのに気づいた時には勝手に突っ込んでました。

Isolation

Isolation

  • Nothing’s Carved In Stone
  • ロック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

18:55~ KEYTALK (BLESS STAGE)

セットリスト
M1. MABOROSHI SUMMER
M2. バミューダアンドロメダ
M3. MATSURI BAYASHI
M4. LAST CHRISTMAS
M5. Love me
M6. ロトカ・ヴォルテラ
M7. MONSTER DANCE
ついにKEYTALKが10-FEETの後に立てるようになったかと感慨深くなっていたら、初っ端が1年半越しの「MABOROSHI SUMMER」でまぁブチ上がってしまいました。サビの振り付けはすっかり忘れてましたが。
昔の曲に思いを馳せつつ、最新曲「ロトカ・ヴォルテラ」にも多大な可能性を感じさせられました。
クールに駆け抜けていくライブチューンはバンドの新たな顔になりそう。
そして巡りめぐるツインボーカルと、4人全員がフロントに躍り出る基本理念が貫かれていて更に磨きがかかっている。
今年はこれまでと比べてKEYTALKのライブを観る回数は減りましたが、やっぱこいつらすげぇなと。ピークはまだまだ先にあるとまた期待せずにはいられなくなりました。
あと、「LAST CHRISTMAS」のカバーを聴くのは実は3年連続だったりしました(笑)

MABOROSHI SUMMER

MABOROSHI SUMMER

  • KEYTALK
  • ロック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

20:10~ [Alexandros] (BLESS STAGE)

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セットリスト
M1. Burger Queen
M2. ワタリドリ
M3. Kaiju
M4. Waitress, Waitress!
M5. Dracula la
M6. I Don’t Believe In You
M7. 12/26以降の年末ソング
M8. Adventure
M9. 明日、また
M10. 新曲
M11. Kick&Spin
去年に引き続き、イブの夜は[Alexandros]に全てを委ねることになりました。
クリスマスなんぞそんなもんに中指立てていくらでも暴れてやろうぐらいの意気込み(ただただ痛い)で臨んだら思ったより大人しめのセットリストでした(笑)
それが悪いとは言わないけど、これならもっと大きい所で聴きたいなと思いました。
まぁメインステージのヘッドライナーなんですけど(笑)、メリーロックが[Alexandros]に追いついてない感があった気がしましたね。
もっと圧倒的なオーラを放てるステージがあると思うし、リリースされてから初めて観た「明日、また」ももっと輝きを放てると思っています。
ということで、大晦日の幕張メッセに更なる期待をかけています。頼むぞー!!!

明日、また

明日、また

  • [Alexandros]
  • ロック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

まとめ

いかがだったでしょうか。冒頭でサクッとまとめたと書いた割に結構ボリュームあったかも。。。
でも実際のところは夏フェスから期間が空いて冬フェスだったので、ステージを行き来して多くのバンドを観るのが久々でいっぱいいっぱいでした(笑)
なのでMC思い出したりメモする暇もなくて客観性はあまり無いレポートになってしまいましたが、どうにかして記録しておきたいということで思ったことをバーっと書いてみました。
1日の中にいくつもハイライトが訪れたり、結局ベストアクトが決めきれないのがフェスの醍醐味だと改めて感じましたね。フェスはフェスでやっぱり楽しい。
今回のメリロに続いて、今年ラストは大晦日のCDJで締めくくります。
現地からも出来る限りレポを発信していくので引き続きチェックして頂けるとありがたいです!