SUGAROCK-FESTIVAL

邦楽ロックが好きな大学生がロックバンドの成長を後押しするためブログで色々と発信中。

My Hair is Bad 「ミラクルホームランツアー」を観て

f:id:ysugarrrrrrr:20170913110046j:plain

9/12、渋谷のTSUTAYA O-EASTでMy Hair is Bad「ミラクルホームランツアー」を観てきました。

それはそれはスゴいライブで、これを観たら何かが変わる。いや何かを変えなきゃダメだなと思うしかありませんでした。

 

一夜経って思い返して、あれほどロックバンドに入り込んだ感覚は今までに無かったかもしれない。

ライブの瞬間にあまりに集中していて細かいことは覚えて無いけど、感じたことを書きました。

 

普段以上に主観的で支離滅裂で自分語りになってしまってますがご勘弁下さい。

 

感想 

フェスでは何度か観てきましたが、今回念願叶い始めて主催のツアーに参加することが出来ました。

 

僕がこれまで抱いてきたMy Hair is Bad像というのは、今この瞬間に賭ける、その姿が最高にカッコ良いロックバンド。

このバンド像は自分の中ではこれまでもこれからも揺らがない。「自分の中」では。

 

ただ、自分が抱く印象と他の人が抱いてるであろう印象との間には結構な差があるんじゃないかと思っていて、そのことにずっと違和感を覚えていました。

 

今に賭ける、前を向いてるバンドの特徴が、武器がどうして恋愛の歌なんだろうと。

 

恋愛の歌そのものはとても好き。歌ってる時に特に感情が込もってるから。その姿に心が揺さぶられるから。つられてつい口ずさんでしまう感覚もよくわかる。

 

でも歌の内容は正直どうでもいい。別れの歌とか失恋ソングってやっぱり過去を切り取ってるし、詞だけ見たら後ろめたくて嫌になることがある。

 

 

今回のライブを観て、その嫌になる感覚はきっと正しいんだと思いました。

後ろめたい過去は反面教師にするというか、今からの糧にするしか無い。そんなことを彼らはステージから訴えてる部分もあるはず。

 

過去の幸せにすがったり、別れを悔やんで病んで、それで終わりじゃ駄目だろ。

そんな過去に向かってバネを伸ばして、その手を離した反動で今と未来に向かって飛び出そうとしてる。

My Hair is Badの恋愛ソングはその反動をステージでそのまま体現しているように見えました。

 

 

だから恋愛を歌うバンドこそ、より一層前を向いているのではないだろうか。

このライブの1週間前にはyonigeのワンマンも観ました。彼女たちの武器もやっぱり恋愛ソングだけど、その時もバッドエンドをバネにこれからもっとカッコ良くなってやろうという気迫を感じました。

 

悲劇のヒロインになりたくて、なってもらいたくて曲書いてるんじゃない。根まで後ろ向きだったらそもそもロックバンドやらないでしょ。

 

 

・・・というのが僕が思った完全に個人的な感情なんですけど、この日のライブを観た限り僕と同じような感情を抱いているであろう方も沢山いるように思えました。

 

世間的に言われてる、女々しいとかメンヘラとか、ファンもきっとそういうフィルターを通して聴いてる人が多いんだろうなって思ってた。ツアーだったら尚更そうだと思ってました。

 

ただライブにいたお客さんは全然そんなことなくて、僕と同じで前向きなカッコ良いロックバンドを求めてるんだなって。

自分が思ってるMy Hair is Bad像は間違ってなかったです。

 

ステージから放たれる一音一音に対する反応がとにかくダイレクトで、最近あれこれ言ってる予定調和みたいな盛り上がり方は全くなかった。

だけどフロアは確かに激しかった。盛り上がるというより燃え上がってました。

 

そしてそうさせたのは紛れもなくステージ上の熱量です。

対バンゲストのサンボマスターのライブから、あの空間は気迫と熱量と言葉の力で溢れていて、それらが僕らとの壁を取っ払って、身体の内側から湧き出る感情がフロアで爆発してる光景の連続でした。

 

あの時の瞬間と景色と感情をこれからの原動力に。このライブで得た感覚はこの先絶対に大切にしていきたい。