レビュー

ヤバイTシャツ屋さん「Galaxy of the Tank-top」をくそ適当にレビューしてみた

※終始愛のあるイジりでお送りしていくことをご理解下さいませ。

Sugar(@Sugarrrrrrrock)です。

新年最初のCD紹介、最高の2018年をスタート出来そうなアルバムを今回は紹介したいと思います。

ヤバイTシャツ屋さん(※バンドです)の2ndフルアルバム「Galaxy of the Tank-top」

今最も調子がいいロックバンドです。今最も調子に乗ってるロックバンドです。

既発シングルの流れを汲んで絶対Spotifyで配信してくれると信じていたのに配信してくれなかったので、iTunesでなけなしの1,900JPYで買いました。

時代はサブスクリプションだけどまぁ彼らも調子が良いからしゃーない。
感動的な音楽体験はプライスレスだからね!!!

 

てわけで何度か聴いてみたんですけど、なんだこれ。さすがにちょっと遊びが過ぎるんじゃねぇか。

こんな音楽でメジャーで飯食ってるのかよ。素敵やん。これからは遊びの延長が輝く時代やで。

 

でもくそなもんはくそ。ホントは真面目な感想を書きたかったけどこっちもくそで対抗してやる。

ってことで前置き長くなりましたが全曲くそ適当に感想書いてみましたー暇な肩はどうぞーーー

くそ適当な感想とレビュー

M1. 「Tank-top of in your heart」

袖は切り取ってんねん。でもあと一歩殻が破れんのや。

自分を変えるためにはまず1つは環境を変えること。

そしてもう1つはもちろん、心の中のタンクトップを破り捨てること。これが世の常。

ダイちゃんと亮くんを1人で歌い分けるかのようなこやまたくや a.k.a マキシマムザ寿司くん(Vo/Gt)の喉の酷使っぷりは今後の曲でも訪れる今作の聴きどころポイント。

M2. 「ヤバみ」


去年の春のシングルだけど、まぁこの辺りから「こいつらフツーにかっこよくね??」って思ってたよね。

でもそんなん絶対認めたくない!これをカッコ良いと認めてしまったら歴史あるパンクロックの敷居が下がってまう!!ってツンデレになった人がきっと続出したことでしょう。

とりあえずこやまくん普段からこの曲の冒頭のイケボ出してればモテると思うよ。

M3. 「DANCE ON TANSU」

タンスの上でダンスしたら天井に頭ぶつけるよなァ!?

M4. 「眠いオブザイヤー受賞」

パワーワード連発のくそオシャレソング。オシャレの暴力!
                                  ヤバイTシャツ屋さん(バンド)公式Twitter(@yabaT_official)より引用

M5. 「気をつけなはれや」

もう1つの方のキラーフレーズは「惚れてまうやろー!」でしたね。

M6. 「Universal Serial Bus」

「メロコアの♪ アルバムの♪ 6曲目ぐらいの♪ 最初メッチャ速くて転調して縦ノリになる1分ちょいの曲♪」

Wi-fi、USBと来たらどうせ次作はBluetoothだろ

M7. 「ハッピーウェディング前ソング」


f:id:ysugarrrrrrr:20180111115037p:plain
f:id:ysugarrrrrrr:20180111115057p:plain
f:id:ysugarrrrrrr:20180111115122p:plain
f:id:ysugarrrrrrr:20180111115208p:plain

M8. 「ドローン買ったのに」

売れてるドローンでも6,000円台で買えるので特に労働基準法ギリギリまで働く必要はござぁせん。
喜志駅周辺の丸亀製麺の時給も910円だってさ。

 

Amazonベストセラーのドローンはこちら!

M9. 「ベストジーニスト賞」

最近の若者共はやったらめったら「デニム」という言葉を使いたがるので、あらためて「ジーパン」の語感の良さを伝えるための曲。

M10. 「メロコアバンドのアルバムの3曲目ぐらいによく収録されている感じの曲」

「とべー!」とか「しゃがめしゃがめー!」は歌詞に入ってるのに、
1サビ後の「ヘドバン!」は歌詞になってない。詰めが甘いですね。

M11. 「とりあえず噛む」

世の中のあらゆる情報はすなわちガムです。
味が無くなるまで噛み砕いて咀嚼して自分のものにしたら吐き出しましょう。
それを続けたものが真の自由を手に入れる。ドリームズ噛むトゥルーです。

ロッテへの癒着を強く感じます。

M12. 「サークルバンドに光を」

この曲ばかりは本当にエモい。感動を誘う名曲である。

なぜなら、ヤバイTシャツ屋さんはくそ不真面目なことにくそ真面目に取り組んできた賜物であるから。

 

これまでクソ適当に一言コメントした曲たちも本当に綿密に計算されて作り込まれている。

ミュージシャンとしてエンターテイナーとしてプロフェッショナルを貫いているのだ。

日常生活のあるあるの切り取り方、ワードチョイスや語感、そして根幹となるメロディックパンクな音作り。

地道な努力と類い稀なセンスと才能が身を結んだ、とても価値ある結晶なのです。

 

そんな彼らだからこそこの曲の歌詞は説得力が有り余っています。

全サークルバンドマンに突き刺さる曲。ブロガーの端くれの自分にも突き刺さりました。

でもサークルバンドって最初別のサークルの方かと思いました。

 

最後から2曲目がエモいと非常にアルバムが締まりますね。

M13. 「肩 have a good day」

youtu.be

これでアルバムが劇的に締めくくられたと思うか

それともここまでの流れが台無しにされたかと思うか

そう思ってもそれを笑い飛ばせるだけの器の大きさと肩幅の広さがあるか。

全ては曲を聴いた君次第。

 

自分が思ったのはただ一つ。

「これがメジャーレーベルの資金力か〜〜〜〜〜〜」

くそなことをくそ真剣にやってるのはくそカッコ良いからくそ聴いて欲しい

いかがだったでしょうか。

くそ適当な感想にボロクソなダメ出しにくそアップの顔芸までいろんなユーモアを交えて紹介してみました。

これもヤバTへの愛ゆえのものであることをどうかご理解下さい。

 

まぁここまでのくだりはまるで役に立たなかったと思うので最後にこのアルバムを一言で言わせていただくと、フツーにカッコ良いです。

演奏だけで十分カッコ良いし盛り上がれると思います。なので僕は是非オフボーカルで聴くことをオススメします。歌はただ聴いた人の偏差値を下げるだけ。

 

実際のところ歌詞はめちゃくちゃ奥が深いのです。読み解き甲斐もありそうだし普通に良いこと言ってたりもします。

でもこんなふざけた奴らに感動してたまるかー!っていうプライドの高い方がほとんどだと思うのでやっぱりオススメはしません。

あと、僕はCD買わずに配信で済ませてしまいましたが、早期でCDを購入すると特典で年賀状(2019年)が貰えるそうなので、これを沢山コピーして今から年末に備えると尚良いと思います!

最後に僕の初々しさが感じられる1stアルバムのレビューも紹介しておきます。