オピニオン/コラム

旅は日常と非日常の間を楽しもう

Sugar(@Sugarrrrrrrock)です。
いきなりですが、今回は僕の旅に対する価値観を書いていきたいと思います。
多くの方が思い浮かべる旅って、例えば観光地を巡ったり美味しいものを食べたり良い景色を見に行ったりだと思いますが、僕はとにかく旅中の移動時間が大好きです。
 
もはや移動時間を楽しむために旅に出ると言っても過言ではない。本末転倒感があるけど(笑)
 
そんでもって移動時間の自由度が好きです。
速く目的地に着くとかは実はあんまり重要じゃなかったりします。
 

東京~名古屋・大阪を普通列車で往復するのも全然余裕です(笑) 

日を跨いだり、あまりに本数が少ない時以外は鈍行旅が良いですね。

 
新幹線や飛行機だと非日常感が過ぎるというか、なんか舞い上がっちゃうから
旅は日常と非日常の間をさまよってるぐらいがちょうど良いです。
 

その土地その街の日常に溶け込む

鈍行列車で移動してると、その土地ごとの日常を目にします。
 
地元の高校生の部活帰りに出くわして、駅に止まる度に何人かずつ降りていく感じとか、
街に遊びに行く女子グループが恋バナで盛り上がってるのとか(笑)
 
自分にとって馴染みのない土地でも自分の地元で見てるような日常が流れていて、それをぼんやり眺めながら自分もいつも通りの日常を持ち込んでみる。
 
普段と同じように音楽聴いたり、本を読んだり、言葉が降ってきたらメモしてブログを書いてみたり。
それに疲れたら一眠りする。
 
いつもは机に向かったりしながらやってることを移動時間中にやるとなんか肩の力が抜けて頭もいつも以上に冴えたりします(笑)
 

そんなサイクルを何度か繰り返して、目的地に着いた瞬間の「着いたー!」って時が1番高まりますね。

物は手に入れた時が欲求のピークとよく言いますけどそれと同じ感じです。
 

観光地巡りはネタバレの確認作業に感じる

旅中の移動時間が好きなのでいざ目的地に着くと何していいのかあんまりわからない(笑)

 

そこからの行動はもはやボーナスタイムみたいなもんです。

 

行きたい観光地をリストアップしたりスケジュールをびっしり立てて動くのはあんまり面白みがないなと思います。

 

人が時間やお金を割いて、その場に足を運ぶ動機は、いつだって『確認作業』で、つまりネタバレしているモノにしか反応していない
ルーブル美術館にモナリザを見に行く人は、テレビか教科書で、すでにモナリザを見ているし、グランドキャニオンに旅行に行く人は、テレビかパンフレットで、グランドキャニオンを見ている

「革命のファンファーレ 現代のお金と広告」 位置778.781より

 
キングコングの西野さんがご自身の本でおっしゃっていたように、観光地巡りって、雑誌とかインターネットでネタバレされたものの答え合わせ、確認作業のように感じるんです。
 
だから僕はいつもギリギリまで下調べはしないです。

本当に見ておきたい場所を1~2か所だけ選んで、ふらっと寄ってみて、そんな長居はしない。

 

あとは適当に街を歩いたりどっかカフェに入ってのんびりするのが良い。

そんで気づいた時にはPC開いてブログ書いてるっていうのが最近のパターンになってます(笑)

旅の前後でスイッチ切り替えなくて良いのが自分には都合が良いですね。
 
そんな感じで、旅は日常と非日常の間、ちょっと日常寄りの方が僕的には楽しめるっていうことを書いてみました。
 
日常の延長線上で旅をするのがいずれ僕の新たな日常になったら良いなと思ってます。