Sugar(@Sugarrrrrrrock)です。
11月18日、04 Limtied SazabysのSOIL tourを目撃しに北海道の帯広MEGA STONEまで行ってきました。
メガストーンに到着。手前がまさかのヴィレッジ(笑) pic.twitter.com/3wN43cAi5r
— Sugar@ロックとブログ (@Sugarrrrrrrock) 2018年11月18日
メガストーン、渋谷のWESTぐらいの広さ。帯広でこのキャパって考えたら全然デカい
— Sugar@ロックとブログ (@Sugarrrrrrrock) 2018年11月18日
この記事では対バンのSIX LOUNGEも含めたライブの模様を文章にしてお送りしていきます。
ツアー期間中なので04 Limited Sazabysのライブは曲のネタバレ無しで書きました。
SIX LOUNGE 〜大分から帯広とフォーリミに愛を込めて〜
「大分からSIX LOUNGEです!」
という挨拶が遠く北の大地に轟いた時点で一気にエモーショナルな気分になってしまった。
今年の4月、多くの若手バンドがライブハウスでの対バンを経て辿り着くYON FESにいきなり出演し、今回ツアーに”逆輸入”されたSIX LOUNGE。
初めてきた帯広でいきなり満員のフロアを見せられた優盛くんからは
「初めて来て、、、これは勘違いするぞ…!! フォーリミありがとうございます!!」
と感謝が溢れる。
「フェスとかイベントでは一緒にやらせてもらってるけど、ライブハウスで面と向かってやるのは初めてです!2日とも行ったことない場所に連れてきてもらってるのでホントに感謝してます!」
若手バンドを地方に発信するという点でも、フォーリミのような影響力の強いバンドが全国を隅々まで回ることに大きな意味を感じた。
「フォーリミに愛を込めて!」
と披露された「メリールー」では、同じように愛を叫んだYON FESの光景がフラッシュバック。
「知ってるか知らないかじゃねえ!カッコ良いかダサいかで決めてくれ!」
自らのチャレンジャースピリットに火を点けた「LULU」から怒涛のロックンロールラッシュ。
「最大級のロックンロール聴いてくれ!」
と叫んで雪崩れ込んだ「トラッシュ」では上手を指差して「ねえねえそこの男の子!ロックンロールは大好きかい??」と歌い、オーディエンスもそれに拳で応えた。
ラストに新しいミニアルバムから「ラストシーン」を届け、30分で6曲という短い時間ではあったけど、髪を乱し汗を飛ばし、任された役割をやり切った表情で北風のように去っていった。
対バンのSIX LOUNGEも小箱大箱フェスと色々観てきたけどやっぱりライブバンドだよな。対バンの前にヨンフェスに呼ばれただけのことはある。
メジャー行ってからの曲もカッコ良いから、ツーマンなんだしもう少し曲やって欲しかったけど。
帯広での優盛くんの「大分から来ました!」はエモかった。— Sugar@ロックとブログ (@Sugarrrrrrrock) 2018年11月18日
セットリスト
M1. 10号線
M2. 僕を撃て
M3. メリールー
M4. LULU
M5. トラッシュ
M6. ラストシーン
04 Limited Sazabys 〜10年分の重みを北の大地に刻んだ〜
こっちも1番アガるタイミングでゲンくんが拳突き出したり目ん玉ガッと開いて歌ってて、その瞬間に自分の中のシャッターが切られて焼き付けられる感じ。
年々感動にも慣れていってしまうけど、やっぱり現場に勝るものは無いなと。— Sugar@ロックとブログ (@Sugarrrrrrrock) 2018年11月18日
「序盤からドンガラガッシャーンみたいな感じですけど〜」
とGENさんが表現した通りのライブ。
イチ参加者として小さいライブハウスでワイワイ盛り上がる感覚を久々に味わえたし、これが原点だよなと思わされた。
改めて「SOIL」というアルバムが根っこの養分が行き渡っている力強い作品だということを実感。
人と比べる話ではないけど、地方に行けば行くほど、周りのお客さんも根っこから楽しんでいるようにも見えた。
去年のツアーもそうだったんだけど、地方に行けば行くほど、ポップパンクとかメロコアとかの本来の衝動的な空間を実感出来て、形式ばってないしフロア全体で1つの塊みたいな感じで良かったなぁ
— Sugar@ロックとブログ (@Sugarrrrrrrock) 2018年11月18日
曲フリまで完コピして一緒に叫んでる女の子。
2年越しの遊び場を率先してリードする大柄なお兄さん。
地元のファンにとっては「ヒーローになってこの街にまた帰って来た」って、本当にワクワクして待ってたんだろうなという空気があらゆるところで滲み出ていたし爆発していた。
モッシュピットに1人はいるような巨体のお兄さんがずっと目の前にいて、盛り上げて持ち上げて支えてでずっとフロアをリードしててすげぇなーと思ってたら、アンコールでめっちゃ良い顔して転がってってそれもグッと来た。 https://t.co/gAAEYnvg4D
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「寒いの大嫌いなんですけど、そのぶん幸せを感じやすいというか、人の温かさに気付きやすいんじゃないかと思います。」
と言っていたのもその通りで、入場前からライブハウスの人の雰囲気もとても暖かった。
土地と人柄は比例するんだと思う。
メガストーンのスタッフの方も少ないながらセキュリティ頑張ってたし、MCが入る度に「具合悪い人いませんかー」って袖から声掛けてて、良いライブハウスだと思いました◎
— Sugar@ロックとブログ (@Sugarrrrrrrock) 2018年11月18日
「この間30歳になりました。大事な20代をこのバンドに捧げたので、10年分の重みを今日は感じて欲しい。まだあの頃話していた夢物語の中にいます。」
そんなGENさんの言葉から突入した後半戦はほとんどが新曲づくめで、かつフロアは更に熱量を帯びていって素晴らしかった。
中盤のMCでゲンくんが「バンド始めて10年でこの前30歳になって、つまり20代の全てをこのバンドに捧げた」みたいなことを言っていて。
自分が最初に04 Limited Sazabysのライブ観たのも20歳の時で、まだ3年ちょっとかーと。一体20代を何に捧げるのだろうか。— Sugar@ロックとブログ (@Sugarrrrrrrock) 2018年11月18日
アンコールでは
GENさん「リューちゃんさっきギター買いました!」
リュータさん「30万ポッキリです!」
GENさん「帯広に30万落としたぞー!」
といった衝撃の報告に歓喜の声が湧き上がり、早速ニューギターでアンコール曲を演奏。
ヒロカズさんも前回のツアーで帯広でギターを買っていたこともこのタイミングで知る。2回の帯広でのライブでこの街とも一気に縁を深めたことでしょう。
「最高にブチ上がってる姿を見て、また帰って来なきゃなと痛感させられました。」
というGENさんの言葉は地元のファンにとっては絶対の約束として刻まれたはず。
自分も好きなものをきっかけにまた帯広にカムバックしたいと思います。
フォーリミにとって帯広のライブは2年ぶり2回目だったんだけど、2回目からはどの土地も「帰ってくる」場所になるんだよな。自分にとってもこのツアーでただいまを言える場所が増えたら良いなと。
— Sugar@ロックとブログ (@Sugarrrrrrrock) 2018年11月18日
セットリストはYouTube Musicに公開しました。見たい方だけアプリをDLしてチェックして下さい!
04 Limtied Sazabys SOIL tour 11/18@帯広MEGA STONE