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アジカン「ボーイズ&ガールズ」若き心を持つ人へ贈る始まりの歌

Sugar(@Sugarrrrrrrock)です。

 

ASIAN KUNG-FU GENERATIONのニューシングル「ボーイズ&ガールズ」がとにかく超名曲だから、ひとまず聴いてみて下さいよ。

 

ロックバンドってどこまでも優しくて、身近に感じられて、チャレンジングで、そして若々しいと思いませんか。

 

「2018年中にアルバムを出す」

と公言してから、ここ半年ぐらい色んなインタビューを読んで、ライブを観て、

アジカンの新しいアルバムが自分にとって今年の1大トピックになるんだろうなと胸を膨らませてきました。

 

そのアルバムに先立ってリリースされたシングル。この1曲に今のバンドのエッセンスが濃縮されている。

 

ロックバンドはいつだって若者にとってのシンボル。

 

もちろん、昔からアジカンと共に青春時代を過ごした人にとっても。

大人の心の中にだって残っているであろう「ボーイズ&ガールズ」な部分に響くに違いない。

 

世代を超えて若さを失わんとする人たちへ捧げたい曲です。

 

「1番の自信作がシングルカットされる」ということ

冒頭のMVをご覧になった方ならわかる通り、とてもゆっくりしたテンポの雄弁な曲です。

 

「こういう曲がシングルになるのか」って思った方もいるかもわかりませんが、

「ボーイズ&ガールズ」のリリースにあたってフロントマンのゴッチさんが色んなインタビューしきりに言っていたのが、「1番好きな曲をシングルにしないと」ということ。

1番気に入っていて、自信のある曲がシングルとして出るというのは至極当たり前のことかもしれないけど、今も昔もそれ以外の理由だってきっとありますよね。

 

単に売るためにシングルを切るんじゃなくて、「バンドが今、何を考えていて、どういうことをやっていきたいか」を示すのに最も濃度の高い曲をシングルカットすることに意味がある。

 

「ボーイズ&ガールズ」はそういう姿勢が充分に伝わってくる曲。

音楽の聴き方が変化している時代において「あるべきシングル曲像」を提示しているシングルだと思いました。

 

アルバムの一貫性や物語性も関心がある中で、そのリードとしてシングルが出るという点においても意味を感じましたね。

 

自分が正しいと思えることを握りしめて

何より曲名が物語っているし、冒頭でもちょっと書いたように、若い人達に向けられた曲です。

 

世代は巡り巡るし、バンドと一緒にファンも年を取っていくものだし、ロックバンドが好きな人は年齢に関わらず若い心を大事にしたいから好きなんだと思うけど、

やっぱり多感な時期を過ごすボーイズアンドガールズ真っ只中な人に届いて欲しい。

 

 

アジカンのロックは年を重ねるごとに若い世代の代弁者として、優しく力強く鳴っている。

 

「あの娘がうらやましい」

「アイツが妬ましい」とか こぼして

彼らと馴染めなくても

何かが正しい 僕らに相応しいこと 見つけて

それをギュッと握りしめて

ASIAN KUNG-FU GENERATION「ボーイズ&ガールズ」歌詞より一部抜粋

若者がこう歌うのと、若い時代の酸いも甘いも経験した上で若々しくあろうと歌うのでは、深みも、重みも、説得力も、優しさも段違い。

 

本当それで良いんだよな。

 

環境に合わせなきゃいけなかったり、持ってないものを持ってる人を羨んだりするけど、各々自分自身正しいと思えることを握りしめていればそれが一番じゃないか。

ちょっと仲間から外れてもネガティブに思わなくてよくて、むしろ自分らしさを大事にしてるってことだから、誇りに思って良い。

 

この演奏に、歌に、言葉に対して素直に感情が動いたら、それは正しい自分を取り戻す第一歩になるんじゃないかと思います。

僕らはまだ、はじまったばかり

というわけで、アジカンの新曲「ボーイズ&ガールズ」について書いてきました。

夏が終わったこの時期に新しい1ページに踏み出せる曲っていうのがとても新鮮で、自分の環境の変化っていうのも相まってグッときました。

 

まだ はじまったばかり

We’ve got nothing

ASIAN KUNG-FU GENERATION「ボーイズ&ガールズ」歌詞より一部抜粋

 

いつ何時も「これから」に目を向けて背中を押してくれるロックバンドに、また生きる心地を教えてもらった感覚です。

 

これから何年も歌い続けて、若い世代に浸透する曲になって欲しいなと思います。

この曲を、このロックバンドを必要としている少年少女がまだまだ世の中に沢山いるはず。

 

 

アジカンみたいに歴の長いロックバンドのチャレンジングな新曲を聴くと、この人たち今も変わらず若々しくて躍動してるなって思います。

曲の雰囲気ではなく、鳴らしてる人たちの内側の心持ちの部分で。

 

こんな曲を聴いてしまったらいよいよ来たるニューアルバムにますます期待がかかるわけですが、ゴッチさんが

「今年日本で1番良いアルバムにしたいと思ってる」

と強烈な一言を発していました。

 

その言葉が出た時点で2018年のベストアルバムは決まったも同然なんじゃないかと思ってます。

 

大人になるほど若さに近づくバンドASIAN KUNG-FU GENERATION。これからも日本のロックを牽引していって下さい!