音楽コラム/オピニオン

ロックの日に伝えたい、細美武士さんのロックな10年間

Sugar(@Sugarrrrrrrock)です。
今日は6月9日、「ロックの日」
なので今回は特に「ロック」なことを書きたいと思った次第です。
僕にとってロックの「原点」となったのは当時中学生だった2008年。
きっかけはELLEGARDENというバンドとの出会いでした。
 

ジターバグ

ジターバグ

  • ELLEGARDEN
  • ロック
  • ¥200
  • provided courtesy of iTunes
Supernova

Supernova

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  • ロック
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  • provided courtesy of iTunes

言葉や数字では測れない、純粋に「カッコ良い」の一言で通じるロックのパワーを叩き込まれたのを今でも覚えています。
ただご存知の方も多いとは思いますがELLEGARDENは2008年から現在に至るまで活動休止中です。
僕がELLEGARDENを初めて聴いたのはまさに活休に入った直後でした。
なので僕の中では伝説のロックバンド。当時からずっとバンドが復活してライブを観ることを夢見て来年で10年が経つことになります。
メンバーはそれぞれ別のバンドで活動していて、時折復活の噂が広がるもそれが現実になる気配はあまりありません。
そんな中、先日発売された「ROCKIN’ON JAPAN」でELLEGARDENのフロントマン細美武士さんが活動休止後のことを語ったロングインタビューが掲載されました。
現在活動しているthe HIATUSMONOEYESの2バンドで音楽を続けていることの喜び、一方で波乱万丈とも言える苦悩がリアルに描かれたヒューマンドキュメンタリー。
今回はそれを読んで感じたことを中心に書き連ねました。
1番に言えるのは、「やっぱり憧れのバンドマンで、最高のロックミュージシャン」だということです。

自分の可能性に挑み続けた10年

まず、ELLEGARDEN活休〜the HIATUS初期は 「このままで良いのか」っていう所からスタートし、音楽に、そして自身と本気で向き合った期間だったと語っています。
まさに全盛期、人気絶頂だったELLEGARDENをわざわざ止めるに至ったのは、
人気を極めたことによってバンドの完成系が見えてしまったというかなり皮肉なものでした。
焼きましの音楽はやりたくないし、もっと自分の可能性にチャレンジしたいというのが大きな理由だったんですね。
そうしてthe HIATUSが始動して行ったのですが、
曲の作り方もELLEGARDEN時代とは大きく変わって、 加えてメンバーはプロフェッショナル集団だから、
そんな人達を相手に自由にやって良いのか、むしろ自分が埋もれてしまうんじゃないか
という葛藤と戦い続けた期間でした。
確かに初期のHIATUSは曲調こそELLEGARDENの名残を感じる曲もありましたが、
全体的に内向きな曲が多かったように感じます。
2ndに収録されているバンドの代表曲「Insomnia」はまさに細美さんの心の叫びだったんじゃないかなと思いました。

Insomnia

Insomnia

  • the HIATUS
  • ロック
  • ¥200
  • provided courtesy of iTunes

そして、近年の細美さんの活動で忘れてはいけないのが、東日本大震災とそれに伴い立ち上がった「東北ライブハウス大作戦」
ボランティアや現地での弾き語りなど、積極的な復興支援を通じて外向きの力を取り戻していきました。
自分との戦いでもがき続けた根底にあった「音楽で人を笑顔にしたい」という原点に立ち返ることが出来たのでしょう。
3rdアルバム以降はそのような想いに加えてさらに音楽の芸術性を増していきました。

youtu.be
youtu.be
制作の初期段階から多くのメンバーが関わるようになり、完全にバンドとしてのHIATUSになったんですね。
そして今に至るまで「音楽の本質、アートとしての音楽」を追求した曲を生み出しています。
さらに2015年からはソロ活動が転じて新たにMONOEYESを始動。
youtu.be
「純粋に音楽で笑顔にしたい、頭の中空っぽにして楽しみたい」という当初の細美さんの原点に立ち返ったようなエモ・パンクロックでこちらも多くのファンを惹きつけています。
HIATUSの時を踏まえ、MONOEYESは幾分スムーズにソロからバンドに移行してすごい良い雰囲気でやってますね。
両バンドを並行させることによる相乗効果も感じているようで、
これからもHIATUSはより深く、MONOEYESはより楽しく、
自身の可能性に挑み、やりたいように音楽を続けてくれることを期待したいです。
そしてもちろん、ELLEGARDENの復活も信じて待ち望んでいます。

自分の感情に正直でいたいと思った

実際のインタビューの内容はかなり壮絶なもので、細美さんの心の内がホントに生々しく書かれています。
少しでも興味のある方は是非手にとって読んでもらいたいです。
僕が今回のインタビューを読んで改めて細美さんから見習いたいと思ったのは、
「時に立ち止まったり悩み抜きながらも、自分の感情と衝動の赴くままに動き続けてきた」ことです。
やりたいことをやる。リスクを背負ってでも後悔しない方へ。
そして自分のためを追求し続けた結果、誰かのためになるという「自信」へと変わっていき活動の幅を広げていく。
僕が理想とする生き方を貫いている、まさに「ロック」ですね。
本質的には自分のためと誰かのためって両立しないとは思いますが、
やっぱり我がままでいたいと強く思わせてくれました。
これからは今まで以上に自分の感情に正直に、思いの込もった文章を書いていきたい。
そしてもっと影響力を持てるようになりたいです。
以上、「ロックの日」に免じて書かせて頂きました。

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細美武士インタヴュー(前編):「子供の頃の傷は乗り越えられない、生きていかなきゃいけない」 | Rolling Stone(ローリングストーン) 日本版
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