SUGAROCK-FESTIVAL

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[CDレビュー] BLUE ENCOUNT 「THE END」

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どうも、邦ロックブロガーのSugar(@Sugarrrrrrrock)です。今週は気になるアーティストのCDのリリースラッシュです。

 

ここでもすでにentとSIX LOUNGEの2枚のCDレビューを書きました。

明日また次の週のリリースCDのフラゲ日が来る前にこの週最後のCDレビューをしていきます。

 

今回紹介するのは、BLUE ENCOUNTのメジャー2ndフルアルバム、その名も「THE END」です。

 

昨年僕も観に行った日本武道館ワンマンでアルバムリリースとタイトルを発表した際には会場全体が震撼しましたよ。

 

「えっ、ブルエン終わるの???」って

 

まぁ決してそんなことは今後しばらくは無いと思われるので安心しましたが(笑)

 

既に今週CD2枚購入してたので正直ずっと迷ってたんですが、

フラゲ日に試聴機で聴いた時の感動とインターネットで調べて見た歌詞が素晴らしかったので遅ればせながらも今回手に入れました。

 

タイトルからインパクト大なこのアルバム。

ロック好きはもちろん、そうでない方にも自信を持ってオススメ出来る1枚です。

 

 

感想とレビュー

 

このアルバムの僕の解釈は、「これまでのバンドの活動にひとまず区切りをつけた集大成的なアルバムであり、これから更なる飛躍に勢いをつけるためのアルバム」

と言ったところでしょうか。

 

先に言っておくと全13曲とも文句なしのライブチューンです。ワンマンライブのセットリストだと思って聴いて頂けると良いかと思います。

 

  

アルバムタイトルとなった1曲目「THE END」は未来への「はじまり」のために過去の自分に終わりを告げろというメッセージが込められています。

 

ミディアムテンポで今までのブルエンとは一味違う、スケールの広さを感じされられます。

サビではフロアとステージでシンガロングが響き渡るのが想像できます。もっと大きい会場でのライブも見据えているのだと思いました。

 

youtu.be

壮大にアルバムの幕を開けると2曲目「HEART」から勢いを加速させていきます。

「JUST AWAKE」のようなインディーズ時代の曲を連想させる英語詞のナンバーです。

 

 

3曲目「Survivor」はアニメの主題歌にも起用された既存シングル曲。

4つ打ち中心で売れ線と取れなくもありませんが、歌も演奏も当時のブルエンとしては新機軸を見せた曲です。

 

 

ここからは更にアルバム曲感が増していく僕のお気に入りゾーン。

 

TA・WA・KE

TA・WA・KE

  • BLUE ENCOUNT
  • ロック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

4曲目は世の中に対して「しばくぞ」と日頃の愚痴、不満を爆発させるアップテンポナンバー「TA・WA・KE」

同レーベルで昨年対バンも果たした大先輩ASIAN KUNG-FU GENERATIONを思わせるイントロのギターリフから始まる「ルーキー ルーキー」は、どこかで劣等感を抱えていたり自信を無くした人への応援歌となってます。

 

ここでも演奏の力強さによってメッセージ性の強い田辺さんの歌の説得力が増しているように感じます。

 

 

そしてこのアルバムで僕が1番お気に入りなのが6曲目の「涙」

 

涙

  • BLUE ENCOUNT
  • ロック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

武道館で新曲として披露されたこの曲。

その時も確かに今までと違う曲調、だけどかなり良さげだと思っていました。

 

まず、「ブルエンにこんなセンチメンタルなメロディが鳴らせたのか」と思ったのが一つ。

「歌の背景をこんなにくっきり映せるようになったのか」というのがもう一つ。

曲の演奏中に頭の中で浮かんでくる映像がとてもクリアで、キラキラしてて、何と言っても切ない。

田辺さんも師匠と仰ぐback numberもきっとビックリのラブソングです。

 

7曲目はタイトルからどストレートな「LOVE」

「涙」とは曲調もガラッと変わり、歌詞も英語詞のラブソングです。

歌の内容はとてもシンプルでこっちの方がなんだか現実的です。和訳も一緒に見て欲しい曲です。

 

 

まさにライブでも再現されそうな中盤のしんみりゾーンを抜けるとアルバムは折り返し。

ドラマの主題歌に起用され記憶にも新しい「LAST HERO」

カップリングから収録されたショートチューン「GO!!」

  

続く10曲目「スクールクラップ」の悪ふざけ感も素晴らしいです(笑)

曲調から歌詞からとにかく全力で振り切った曲が多いのは前回のアルバムにはなかった今作の特徴ですね。

 

 

そして冒頭で歌詞が素晴らしかったと言っていたのが11曲目の「city」です。

このアルバムを買う決め手となったのは「涙」とこの曲です。 

city

city

  • BLUE ENCOUNT
  • ロック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

高校時代にELLEGARDENのCDを聴いて衝撃を受けて、音楽で飯を食っていくことを決めた田辺さんとメンバーの歩みを歌っています。

 

その歌はまさかのラップ調。ブルエンの音楽とはかけ離れているように感じますが田辺さんはずっとこういう曲を作りたかったそうです。

 

曲の終盤、曲名の意味がわかった時に僕は感激しました。やっぱりブルエンは武道館なんかじゃ終われないもっと大きいバンドになるということをこの曲で確信しました。

 

 

そんな名曲を経てアルバムはいよいよクライマックス。

12曲目「だいじょうぶ」は昨年のベストソングでも紹介した僕のイチオシソングです。

 

だいじょうぶ

だいじょうぶ

  • BLUE ENCOUNT
  • ロック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

僕たちリスナーにとっての居場所であることを示した「city」の後に、

「あなたを待ってた」という歌から始まるこの曲はアルバムのこの位置に入ったことで更に素晴らしい曲になりました。

 

 

そして「THE END」と名付けられたアルバムを締めくくるのが「はじまり」です。

ある意味確信犯的な曲順ですが、この曲だけでもこのアルバムタイトルに込められたメッセージが伝わってきます。

 

 そして「はじまり」が終わったらまた1曲目の「THE END」に戻ってみてください。

結果として様々な要素が詰め込まれているこのアルバムの全体像、というかアルバムを通して伝えたかったことが見えてくると思います。

 

今までの自分にケジメをつけるための1枚

幅広い曲調で喜怒哀楽を全て出し切ったこのアルバム、それでも1周聴くとなんとなく伝わってくる一貫したものがあると思います。

 

「THE END」というアルバムタイトルから僕が感じたのは「終わり」というよりも

「ケジメをつける」ということでした。

 

熱血メッセージで攻める曲も「涙」のようなラブソングからも、過去の出来事を引きずるんじゃなくて、それを糧にしてまた新しく始めることが大切だということを感じ取りました。

 

メンバー自身もバンドが成長していく過程でこのようなことを学んでいったんだと思います。

だからブルエンはこのアルバムから更に飛躍してくれると僕は信じています。

 

 

このアルバムを引っさげたツアーでは昨年の武道館から5ヶ月後に武道館の倍以上のキャパを誇る幕張メッセでのライブも控えています。

発表した直後は「さすがに早くない?絶対ソールドアウトしないでしょ!」とどうしても思ってしまったのですが、アルバムを聴いて今はなんだか成功させるんじゃないかと感じてしまってます。

 

思えば武道館にしろ年末のCDJにしろこのアルバムにしろ、僕はブルエンに対して初めは大きな期待を寄せていなかったことが多かったです。

ただそのたびにいつも「やられた」気持ちになり、気づいたらまたライブを観に行ってるんですよね。

他のバンドはいつもめちゃくちゃ期待してライブ観に行くんですけど一体なぜなのでしょうか(笑)

 

ということでおそらくは幕張ワンマン観に行きます。

その頃にはまた期待値下がっているかもしれませんが、ライブ行ったらまた感動させられるんで(笑)

 

今はもうこのアルバムを少しでも多くの人に聴いてもらいたい一心です。是非チェックしてみて下さい!

 

 

BLUE ENCOUNT 「THE END」

1. THE END

2. HEART

3. Survivor

4. TA・WA・KE

5. ルーキー ルーキー

6. 涙

7. LOVE

8. LAST HERO

9. GO!!

10. スクールクラップ

11. city

12. だいじょうぶ

13. はじまり

 

個人的オススメ曲: 1 5 6 11 12

 

THE END

THE END

  • BLUE ENCOUNT
  • ロック
  • ¥2100

 

 

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