レビュー

ストレイテナー 「PAUSE~STRAIGHTENER Tribute Album~」からオススメ6曲を紹介!

Sugar(@Sugarrrrrrrock)です。
みなさん、先日10/18にリリースされたストレイテナーのトリビュートアルバムはチェックしましたでしょうか??
 

youtu.be
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バンド結成20周年のアニバーサリーイヤーの第一弾として発表されたのが今回のトリビュートアルバム。
同世代から若手や先輩バンドまで、ジャンル問わず幅広いアーティストが歴代のストレイテナーの代表曲をカバーしています。
そのメンツの豪華さゆえに情報を目にした方も多いのではないでしょうか。
参加アーティストのファンの方は必聴ですね。
ということで、今回はこのアルバムの全12曲の中から半分の6曲、僕個人的にビビッと来た曲を紹介したいと思います!

僕が選んだオススメトリビュート6曲

M1. 「ROCKSTEADY」 Covered by “MONOEYES”

ROCKSTEADY

ROCKSTEADY

  • MONOEYES
  • ロック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

まずは1曲目、MONOEYESがカバーした「ROCKSTEADY」です!
インディーズ時代から歌われ続けているいわばテナーの原点と言える曲を、僕にとってのロックの原点、そしてこの20年間テナーと共にロックの道を突き進んで来た細美武士さんが歌ってます…!!
細美さんのこの曲への愛は本当にすごくて、イベント等でテナーのライブに飛び入り参加して歌うこともしばしば。
最も近くにいるリスナーでありファンである細美さん率いるMONOEYESがリスペクトを込めたほぼ原曲通りのストレートなカバーです。
「ROCKSTEADY」には「不動の」という意味があります。
これからも不動な関係で、足が言うことを聞かなくなってもロックシーンの先頭を突き進んでいってもらいたいですね。
原曲はこちら!

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M2. 「KILLER TUNE」Covered by “go!go!vanillas”

KILLER TUNE

KILLER TUNE

  • go!go!vanillas
  • ロック
  • provided courtesy of iTunes

続いては2曲目、go!go!vanillasがカバーした「KILLER TUNE」です!
テナーとバニラズは1月にバニラズのシングル「おはようカルチャー」でコラボして以来ですね。
荒削りでアグレッシブ、まさにテナーのライブにおけるキラーチューンを、見事にバニラズの色に変えてみせました。
牧さんが歌う英語詞は色気たっぷり、そして大きくアレンジされた痛快でダンサブルなロックンロールが弾け飛ぶ、バニラズ流”パーティーチューン”の完成です。
原曲はこちら!

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M3. 「シーグラス」Covered by “back number”

シーグラス

シーグラス

  • back number
  • ロック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

続いては3曲目、back numberがカバーした「シーグラス」です!
リリース日にはiTunesのロック部門でこのカバーがトップになったみたいですね。
ホリエさんと伊与吏さんは番組でも度々ゲストに出たり名前を出したりまさに師弟関係。
夏の終わりの情景を美しく描き出した王道ギターロックは、back numberによってより深みを増したミディアムテンポの曲に生まれ変わりました。
原曲でもそうでしたが、まず伊与吏さんの第一声から引き込まれる…!!
そしてバンドサウンドが表に出ているのがとても良いですね。曲調といいカバーするのにはピッタリです。ただ伊与吏さんが書く詞とはちょっと違うなって思いました(笑)
夏じゃなくても、これからの時期にもピッタリな「シーグラス」
心打たれる美メロはそのままに、原曲以上に哀愁も漂う珠玉のカバーです。
原曲はこちら!

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M4. 「SIX DAY WONDER 」Covered by “ACIDMAN”

SIX DAY WONDER

SIX DAY WONDER

  • ACIDMAN
  • ロック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

続いては、4曲目のACIDMANカバーの「SIX DAY WONDER」です!
オススメ6曲と言いながらここまで頭から曲順なんですけど(笑)
個人的にこのトリビュート盤のナンバーワンはこの曲です。
ちょっと完成度がズバ抜けてるん気がするんですけど…
よっぽどACIDMAN詳しい方が聴いても、これは初めて聴いたらACIDMANの曲って答えると思います。
原曲以上って言ったらテナーに失礼になるかもしれないんですけど、そう感じてもおかしくないですね。
完膚なきまでACIDMAN色に染め上げています。
原曲と同じく静寂感からスタートし、じわりじわりと熱気を帯びていく展開は本当に驚きの連続です。えっこれで終わりじゃないの?って。
是非ご自身で聴いて確かめてみて頂きたいです。
原曲はこちら!

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M9. 「REMINDER」Covered by “My Hair is Bad”

REMINDER

REMINDER

  • My Hair is Bad
  • ロック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

続いては9曲目、My Hair is Badがカバーした「REMINDER」です!
マイヘアとテナーも先輩後輩ながらお互いがツアーに呼び合う関係。
そしてマイヘアの3人が初めてライブのステージに立った時に演奏したのがこの「REMINDER」だそう。
ギターロックの熱量がエモーショナルを生み出す名曲を直球ストレートに鳴らした結果、これも完全にMy Hair is Badの曲になってます。
原曲より疾走感は増し増し、3ピースがぶつかり合う衝動、そしていきなり炸裂する椎木節。
初めて聴いた時は笑っちゃったし心が躍った。ライブでやったら飛び込んじゃいそう。
来月マイヘアアルバム出すんですけど、正直このカバーを超えれるのかって感じです(笑)
原曲はこちら!

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M12. 「SAD AND BEAUTIFUL WORLD」Covered by “ストレイテナー”

SAD AND BEAUTIFUL WORLD

SAD AND BEAUTIFUL WORLD

  • ストレイテナー
  • ロック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

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最後はテナーが自身の曲をカバー、というか再録した「SAD AND BEAUTIFUL WORLD」です!
トリビュートアルバムに自身も参加するというのはファン側からしたらとても嬉しいですよね。
そして選ばれたこの「SAD AND BEAUTIFUL WORLD」は、2013年にバンド2度目の武道館ワンマンの際に行われたファンによる楽曲投票で1位になった曲。
ファンに向けて再録してくれたことが伝わってきますね。
この際の武道館ワンマンから披露されているライブアレンジバージョンが再現されています。
原曲にはなかったホリエさんの鍵盤の弾き語りから始まり、パワフルでアグレッシブなバンドサウンドへと展開して、そして原曲では3ピースだったのがOJさんのギターも加わり更に厚みが加わっています。
原曲はこちら!
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愛と感謝が音に詰まったトリビュート

ということで、全12曲の中から半分の6曲をオススメとして紹介しました。
他には意外にも控えめで忠実に再現した9mmの「Melodic Storm」や、
選曲から意外、というかクセがあるのか実に”らしい”アジカンの「SENSELESS STORY TELLER SONY」など、とにかく豪華で目白押しの1枚です。
ストレイテナーのファンの方はもちろんチェックされてるかと思いますが、これを聴くことで参加アーティストのことも知ることが出来るし、
逆に参加アーティストのファンもこの1枚でストレイテナーに興味を持って頂けたら嬉しいですね。それがトリビュートの醍醐味のはずです。
なので、目当ての曲だけと言わずに是非1枚通して聴いて欲しいです!!
僕はこの曲たちがいつかライブで観れるのを期待しております。